命の重さと決断力
ランキングや比べるという意味でこんな事書くともしかしたら不快に思う方がいるかもしれませんが、
ふりーむ!ゲームコンテスト第12回受賞作品だったのですね。どおりで面白かったわけです。
ある会話が予想もしてなかったのでビックリしてちょっと笑いました。
A1でクリアしました。
人によってはゲームの選択肢の決め方・すすめ方を再度深く考えさせられるゲームだと思いました。
海外ドラマのような素敵なおもしろいゲームができて本当によかったです。ありがとうございます。
そうめんと赤いそうめん
■総評3/5
・選択肢でED分岐するアドベンチャー
・世界観的にはSFチックだが後半は現代の人生観的な流れに
・話の内容的にはSF要素はミスマッチに感じられた
・爆弾解除犯とかドラマ仕立ての方がすっきりしていたかも
五分に纏わる選択
Ver1.01でプレイ。
5分のタイムリミット内に爆弾を解除する短編ノベルで
主人公と犯人の会話から二人の関係やそれぞれの想いが語られ
選んだ選択によってはさらに突っ込んだ話が聞ける構造になっています。
内容は自分や周囲の状況に対する感情的なものですが
時代や舞台が変わっても通じる、考えさせられるテーマでもありますね。
マルチエンドという事で大まかに分けて3つ(進路の違い・失敗は含まず)
の結末を見ましたが、最後の選択での変化が進路だけだったので
もしかしたら他のエンドもあるのかもしれませんが
全ての組み合わせを確認するのは諦めました。
雰囲気や時間経過のシステムは悪くないですが
選択肢の量に対して変化する箇所が少なく達成感が乏しいのと
結末を迎える度にゲームが終了する、セーブファイルを消さないと
最初からプレイできない等、プレイヤーに不親切な仕様なのは
作品のテーマと関わるとはいえ面倒に感じました。
五分では終わらない話
ネタバレありの感想です。
制作ツール上しょうがない&明らかに確信犯なんで言うのもアレですが、繰り返しプレイするにはちょっとシステム周りがキツイですね。あんまエンディングに差異がある感じでもないし、演出的にも繰り返しプレイするのは前提でないのかも?なんか真エンドとか見逃してたらすみません。
話は面白かったです。説明文にはなんか色々注意書きがありますが、会話主体でサクサク読めて設定も短編ながらしっかりしていて話も一本筋通ってる感じ。演出もタイトル通りの上手い時限っぷりが良く出ていていいセンスです。あのブツッと切れるそっけない終わり方嫌いじゃない。敢えて言うなら、どっちかって言うと前向きさよりどこか切なさとか悲哀を感じる読み味かなーって思いましたが。
真ルート(多分)でわかるのキューブとイヴンの過去の話とキューブのあれそれは萌え&直球なテーマで良かった。イヴンは多分純でちょっぴり熱い男。(何かを変えられるタイプではないだろうけど)作中作のアレはちょっと読んでみたいですね。
絵の入れ方も良く、ちょっとシステム周りは独特ですが絵柄とタイトルに惹かれたらオススメです。
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