幸福と不幸の定義、とは
バージョン1.03でのプレイです。
エンディング3つコンプです。
制作期間5日とありますが、最初の注意書きで表示されるシンプルな背景を見て、短期間制作でも雑な造りではないな、と感じ取りました。
最初は主人公の身近な習い事から始まり、徐々に境遇や過去へ話が広がっていきます。
なので、いきなり重すぎず、緩やかに世界観や雰囲気が伝わってきました。
短編ゆえあまり語るとネタバレになるので伏せますが、幸福と不幸の定義をどう解釈するか、それが主人公の視点からなのか、はたまた身近な人の視点からなのかで色々変わると思います。
罪を許せるのは許したい人だからなのか、許さないと自分がダメになるからなのか、この辺の考察をするのも面白いですね。
演出も短時間ながらかなりバリエーション豊富なので、一辺倒にならず見ていて飽きませんでした。
個人的な欲を言えば、もっとベビーなホラー表現があるとよかったなw(普通に見れば十分にホラーですが)
鬱感が最高でした
2つのエンド回収。ゲームオーバー、詰みは無いはずです。
鬱な感じがすごいしたので遊ばせてもらいました。
すぐ終わるので手軽です(*´▽`*)
ビビりな自分は驚き要素に身震いしながら進めましたw
グロ感は意外と少なかったのでホラー苦手な方でもそれほど怖くないかと。
~ネタバレを含みます~
ゲームオーバーは無かったようでしたが、やはり鬱感がすごくて、2つのエンドどれも心に針が刺さったままのような感覚でした。
主人公の痛みがとても伝わってくる作品です。こんなに精神病んでる主人公はあまりいないだろうな(´・ω・`)いてほしくもないですね。
ストーリーのクオリティが非常に高いのでこれは次回作も楽しみです。
暗い気持ちになります
2つのEDを見ました。
暗くどこか淡々とした主人公と、部屋で起こる怪異。
ドキっとさせられます。
見た目のショックよりも、精神的なダメージがきました。
操作も探索も簡単なので数分で終わりますが
主人公の置かれた状況にいろいろ考えさせられます。
真実を見据える
Ver1.00で二つのエンドを見ました。
最初メニューが開けずセーブできなかったので少し戸惑いましたが
仕様だったようで安心しました。
ジャンルに違わぬ主人公(+α)の病みっぷりが
全編に散りばめられている陰鬱な世界観な訳ですが
見方を変えればある種のカタルシス的な物語かもしれませんね。
ゲームとしては簡単な探索だけで終われるので
手軽且つ難しい事を考えずに黒い感情に浸れます。
過去作も全て遊ばさせて頂きましたが
どれも独特な着眼点と構成で興味深く楽しめました。
次回作にも期待しています。
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