ひきこもりしっぱい!
お使いに向かう赤ずきん。今日も今日とておばあさんの家に……ではなく、毎日行くでもなく、寧ろ初めてのお使い的な感覚で、慣れない森へと足を踏み入れます。さぁ、見事頼まれてもいないお使いを完遂させましょう!! と意気込んでは見たものの、その森はどうにも何かがおかしくて――――
クリアするだけならば難易度は簡単ですが、全てのクリアを見るとなると非常に時間がかかります。
分岐が分かりづらいのもそうですが、時たま敵の視界射程に騙されたりもします。
要所要所でセーブを分けておくと良いでしょう。
※以下ネタバレを多少含みます
最初はあのひとを疑ったりもしましたが、よく考えてみたら違うのに気づけるのも良いですね。
赤ずきんもおねえちゃんも、猟師さんも、あの人も可愛く、全てのキャラがはっきりしていて良かったです。開始前に死んでる召喚主は謎ではありますが……側面の組織とかも気になる感じでありつつも、マイナス方面ではなく、良い方面での謎が残っているのもポイントですね。
少ししてから他の作品も遊んでみようかと思います。良いお時間を過ごせました。
詰みました
END1~6と8.5、9は見れましたがそれ以外は残念ながら無理でした
数時間試行錯誤した末ある人物には会えましたが
結局あらゆる場所でキーアイテムを使っても「なにも起こらない」としか表示されないため詰みました
あげる食料や3通りの進行ルートなど色々考えましたがいずれも効果が見込めず諦めました
ある人物に会う方法も同じ〇〇だから××するのかなと
辛うじて推察できる程度でかなり理不尽だったかなと想います
ハッピーエンドやキャラの思惑が気になるのでヒントが追加されたらまたプレイしようと思います
全体的に雰囲気が素敵
童話「赤ずきん」をモチーフにしたゲーム。
アクティブな主人公の言動で最序盤は明るく、
それこそ赤ずきんのようにこの後狼さんが出てきて、
追いかけっこやら寄り道そそのかされやらするのだろうなあと
思っていたら、森に入った瞬間から一気に空気が不穏です。
自主規制表現に明記はないですが、
ちょっとどきっとなったり、微ホラー雰囲気はあるので、
そういうのが苦手な人は少々気をつけたほうが良いかも?
といってもホラーゲーとまでは行かないと思います。
主人公は"おつかい"に行くわけですが、
こんな森で暮らしてる家族は一体何をしているというのか。
それを知るためにはおつかいを完遂しなければならないわけで。
けどなんかあからさまに危険迫ってきますし、
それらかいくぐりつつこの森抜ける方法考えないとだったりで、
この考察も個人的には難しすぎず簡単すぎずで程よいバランスでした。
ゲームオーバーは別として、いくつかエンディングが存在しています。
自分は恐らく全制覇したと思われますが、
マップ数もそこまで多いわけではないので、所要時間も短め。
気軽にさくっと遊べるし、セーブしながらやれるので、
注意深くゲーム画面見ながらやっていれば、
どのエンディングも見られるのではないかと。
ぜひ「自分はこのエンディングが一番だ」ってものに出会って欲しいですね。
またタイトルにもしましたが、
ゲーム全体の雰囲気がほんとに素敵です。
台詞とかの言い回しが良いんですよね。
個人的にはお姉ちゃんの台詞がかっこよかったりして好きです。
この短いお話の中でも、キャラの個性がちゃんと出てるなあと。
BGMチョイスも素敵で、終盤はBGMの後押しもあって、
緊張感と高揚感が湧いてきたもんです。
あと、もし童話好きの方がこれやったら、
タイトルといい各所のモチーフといい、
「お、これは」って思うものがあるんじゃないでしょうか?
そんな小ネタとかの丁寧な作りも楽しい作品です。
総じて楽しいゲームでした。
これくらいの短さだとやり直しとかも苦じゃないですし、
「ちょっと暇だしフリゲしようかなぁ」
って時にいいんじゃないでしょうか。
というわけで製作お疲れ様です、ありがとうございました!
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