監禁手帳と拷問日記をプレイ済でプレイしましたがやっぱり業の深い主人公・・・(でも嫌いじゃない←)
このゲームでは細かい描写はされていませんが拷問日記をプレイした後だと、描写されていないだけで道中の魔物も人間もかなり残虐な殺され方をしているんだろうな・・・と想像できてゾッとしますね。
最終的にどっちのエンドでも(主人公にとっては)ハッピーエンドですが人間は絶滅まっしぐら、人間殺せてハッピー!な魔物たちも人間が絶滅してしまえば主人公が次に標的にするのは・・・なのでどちらの種族にとっても絶望の未来しかないですね
一見して分かるように、ドラゴンクエスト1くらいのレトロなグラフィックのRPG。
内容も、今のRPGのように饒舌ではなく、プレイヤーに与えられる情報は少ない。
自分が誰かも知らされずにいきなりワールドマップに放り出され、
右も左も分からないままに、商人の言に従って魔王でも倒すか……と冒険することになる。
このような「語られなさ」は、レトロなRPGでは普通の事ではある。
だから、プレイヤーは違和感なくゲームを進めるが、次第に何かがおかしい事に気付く。
この辺りの救いのない事情をほのめかす精霊のセリフは秀逸だ。
ほんの少しの出番ながらも見事にキャラが立っている。
そして魔王を倒しエンディングにたどり着けば、
プレイヤーは自らの違和感の正体に気付くことになる。
王道だと思っていた設定、プレイヤー=主人公という思い込み……
それが全てミスリードだったと思い知らされる。
ゲームとしては古いスタイルながらも完成されていて、安定して楽しめる。
レトロなRPGが好きな人、仕掛けのあるゲームが好きな人、
どちらも手軽に楽しむことができる良作である。
エグリマティアスに至る拷問日記を先にクリアしてからの感想です
主人公君の闇が深いのがここまで来てしまうのか…!来ちゃうのか…!と思いながら遊ばせていただきました。
背景を知っている分、思うところが色々とありました。
ノーマルエンドもトゥルーエンドも、主人公君からしたらハッピーエンドなのですね、どちらもとても楽しそうで何よりです(何よりなのでしょうか)
システムとしては懐かしいレトロRPGながらもサクサクと経験値とお金が貯まり、ダッシュも出来てストレスフリーでした。
宿屋がなくてもお金がすぐ貯まるので、特に回復で困る!と言う場面もなく進められました。
自分好みのダークファンタジーでゾクゾクしながら遊べて楽しかったです!人間の欲とは怖いモノですね!
乱文ながらこれにて!
全クリアしてからタイトルと主人公が背負っているものの意味を調べて「なるほどなぁ…」と。
主人公こそ、アマルティアを背負いすぎた真のエグリマティアスだ……。
皆さんもクリアしたら調べてみましょう。
レトロRPGならではの「描写不足」感に溢れるストーリー性はちょっと好みが分かれそう。
想像の余地が広がる分、色々妄想が掻き立てられて楽しいですが、
スッキリした読後感をお求めの方にはオススメできないかも。
マップやキャラグラフィックなどがほぼほぼ自作ということで、なかなか気合が入った作りです。
是非とも、マップの隅々まで歩き回って、あらゆるモンスター(&人間)を狩り尽くして、
このグラフィックを堪能してみていただければと思います。
ゆきんこポポかわいい。裏ボスかわいい……。
個人的には最後まで楽しませていただきました。
またこんな感じのテイストの作品も遊んでみたいですね。ウェヒヒ!
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