プレイ当初わかりやすい地雷選択肢に腹を抱えて笑った記憶が。
思わず赤い文字をクリックしたくなってしまう。何だこの罠。
ホラーゲー?サスペンスもののようなギャルゲーというか。
ヤンデレヒロインものなんですがヒロインがけなげでカワイイです。
ですがヤンデレなので病んではいます。鬱グロ要素ありですがそこまで精神に来る感じではないです。
一応前作「料理」をプレイしてからやりましたがまあこれ単体でも結構楽しめるんじゃないかと思います。
バッドエンド回収は簡単でしたがトゥルーエンドは地味に難しくて結構苦戦しました。
ですがその分トゥルーは見る価値ありかと思います。
「妻が中学生? しかも包丁持ってる!?」
と、開始早々驚きました。「これってただのネタじゃね?」とか思いながらもやってみると、……予想をはるかに超えた面白さでした。
何より驚かされたのは選択肢の地雷の多さw
必ず一番下にはあからさまな地雷があります。それを選んだら基本的にすぐに死にます。バッドエンドのリストはさくさく集まります。
……で、さくさく集めながら思うわけです。
「ここで浮気相手の名前出すとか主人公馬鹿じゃね?」
とか、
「こんな可愛い嫁に何言ってんだよ!」
とか思って、笑ったり憤ったりするわけですが……。
まさか全部複線だったとは……。
すぐにバッドエンドに突入するという仕様が既に、ただのネタではなく、物語の複線だったなんて。
まぁ、一度やってみたら最後までやることをおすすめします。
全部エンディング見たら結構心に響くものがありますので。
難易度はまぁ、少し高めなくらい。トゥルーとワーストを見るのだけはちょっと面倒かもしれません。
日常のさゆりちゃんが可愛すぎるので、正規ワーストエンドでの怖さが引き立っていました。楽しかったです。
赤字を選んだ後のさゆりちゃんの瞳もゾクゾクきましたね。
グロ、ホラーは余裕ー!とか思ってプレイしてみましたが、予想以上に背筋にくるものがありました。
おまけのCGリストも、変化が見られるようになっていて細かいところまですごいと思います。
個人的には、おまけの「さゆりの○分間クッキング♪」が好きですね。こんなところまで・・・(笑)
端から端まですべて楽しめる作品だと思います。
猟奇的なものやグロが平気な方にはぜひぜひオススメしたい作品だと思います。
ありがとうございました。
タイトルに始まりオープニングムービー、キャラグラと、ギャルゲーの雰囲気が漂いまくっていますが、騙されてはいけません。ここまで恐ろしくも哀しいストーリーはなかなかないでしょう。
とりあえずバッドエンドも含め、エンドはすべてみました。感想としては、とにかく内容が濃い。断片的に提示される数々の疑問、そして少しずつ明かされる世界の真実。前作「料理」とのつながりも見え隠れし、おまけストーリーは残酷な過去を克明に描写。あらゆる角度から、一つの「悲劇」が描き出されていく様は圧巻です。もちろん楽しい要素も豊富です。主人公たちのラブラブっぷりは見てて楽しいですし、たくさんある選択肢では、毎回毎回好奇心をくすぐる赤い選択肢が出てきてくれます。
印象に残ったエンドは、ほかの方と同様トゥルーを推したいのはやまやまですが、ここはぐっとこらえて正規バッドエンドで。このエンドはとにかく衝撃的です。このエンドを見てからは、赤字選択肢なんて選べません(自分の好奇心のせいで、単純に考えて21回もさゆりちゃんは…、そう思うととても無理です)。
少々書きすぎたかも知れません。ともかく、グロや鬱に耐性がある方なら、やって損はありません。非常に完成度が高いです。
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