王道(ベタ)さえあればそれでいいのだ
※ネタバレあり
浮島の設定はタイムリミットまでの理由付け程度であんまり生きてない感じですが……そんなんどうでもいいくらいには肌に合う作品でした。
とにもかくにもイベントがベタです。周囲にはやし立てられるほど公認なのに主人公がヘタレうぶでなかなか進まない、お弁当作ってあげよっかと照れながら言ってくれるヒロインの美並さん、妬いてくれる美並さん……。お別れ会の準備の際の子どもだからねーのくだりは最高に萌えでした。CGも周囲の反応も美並さんの反応も良い! こっぱずかしくてクリックする手が止まったw
とにもかくにも王道抑えてくれてる感じなんですね。お別れ会のおめかし美並ちゃんとあの衆人環視の中のそれとかすげーこっぱずかしいです。家上げた時のお約束なベッドの下や、してもいいよ……など、もうとにかく可愛いったらない。美並さん屋上呼びだされた時のヒマの潰し方も重症ですね、たまらないです。ここのくだりがただの引き延ばしになってなくて、遠まわしなイチャイチャの一環なのが素敵です。
にしても秋人のとーちゃん、頭抑えて~とか初めてなのに特殊プレイ(多分)で鬼畜やな(笑)めっちゃヘタレだが紳士の秋人の株がちょっと上がったわww
タイトルに惹かれて~とか、雰囲気だけでも特殊な設定楽しみたいって人にはあまりオススメできませんが。文章も読みやすいですし、古典的なベタベタ恋愛楽しみたい人にはめっちゃおすすめです。
青春だねぃ(*´▽`*)
総評的にはどっこいになってしまいますがストーリー的には十分にイケると思います( ̄▽ ̄)
ストーリー日程的に急ぎすぎたか…
他者様のコメントでも触れてましたがキーワード『浮島』のインパクトが埋もれている残念現象か。
凝縮せずにまずは浮島の日々、主人公とヒロインの淡い思い、徐々に浮島水没のフラグ発生、そして終局、と起承転結を作った方が映えるかな、と思いました。
…一例ですがね(苦笑)
個人的にはイマイチでした
浮島について
主人公と美並の関係性
どちらも中途半端な印象を受けました。
浮島じゃなくてもよかったと思うし、背景的にも浮島感がなかったし。
最後、美並が一人でいる時も、浮島への想いがそうさせたんだろうけど、過程が短いのでよくわからないし、
「この大変な時に何黄昏てんのこの子」と思いましたスイマセン……
浮島をもっと掘り下げるか、主人公と美並の関係だけを書くか、どちらかに絞った方が良かったんじゃないですかね。
欲張った結果どちらも薄くなってしまっているなと思いました。
絵はかわいいですが
保健室の女の子とか、あれだけのためにCGいらないと思います。
それより美並の「してもいいよ」のシーンとかに用意すればよかったのに。
あと音楽が7年前ということを考えてもちょっと古臭いですね。プレステの音楽みたいです。
すいません、辛口になってしまいました。
幼馴染ヒロインが好きな方にはいいと思いますよ。
いい作品でした
フリーでこのクオリティーには感激しました。
続編が出るのなら有料でもプレイしたいくらいです。
久々に有意義な時間が過ごせました。
ありがとうございました。
[評価] 沈む別れ、浮かぶ出会い
ちょっと優柔不断で幼馴染の彼女に「さん」付けの、うぶな少年が主人公。
彼の住んでいる浮島は近日沈む運命にあると伝えられており、早い日にそこから出なければならない。
迫り行く浮島沈没へのカウントダウンの中、主人公達それぞれの思い出や、これからの将来を考えながら、向かい行く先とは?
普通にプレイして、大体1時間程度位、選択肢は一切無しの一本道シナリオ、ライト感覚ラブコメノベルといった感じでしょうか。
作り込まれたストーリー、魅力的なキャラ達、読みやすい文章、綺麗な絵と、雪双葉さんのノベルに共通する要素はいつも通りであります。
一方で、浮島の思い入れに対する感情があまり深く描かれていない印象も受けたので、その辺の描写がもっと欲しい気もしました。
あと、主人公と美並さんの恋愛のやり取りに重心を置きすぎたせいか、他のキャラの存在感が若干薄い気もしました。 (立ち絵がある準ヒロインである由真さんでさえ)
キャラ絵も、美並さんと由真さん以外に、主要キャラの絵が欲しかったです。 (イベント絵限定で登場してるキャラはいる)
エンディングの後、特にスタッフロールや回想等の余韻に浸るシーンがなく、あっさりとタイトルに戻り、後味が薄いのが物足りない気も。
飾り気の無いラブラブな萌えシチュがいっぱいあって、もう胸キュンの連続なのがやばい。 (ラブコメ的な意味で)
特にご飯粒イベントと「してもいいよ」はやばい位悶絶してる自分きめえ・・・と自分にツッコミモード。
贅沢な意見ではありますが、イベント絵ももうちょっと多くてもいいと思いました。 (「してもいいよ」とシャワー時の具体的シーンがハァハァハァハァ・・・スマソ)
実はふりーむのレビュー作品にも認定されてる本作、自分もお勧めであります。
最後に恒例のアレ、叫ばせて下さいな。
「美並さん、健気で純粋で健康的で、ちょっと意地悪で、実は大胆で・・・あーもう可愛すぎるぞちくしょうめ!萌え殺す気ですかー!
・・・あ、由真さんや保健室の彼女も萌えr(死)」
すべて
この作品もそうですが、雪双葉さんのゲームはどれもおもしろいです!
とくに、「浮島に巡る想い」がお気に入りです。
島が沈む間に深まっていく2人の関係・・・・
そんな展開がとても感動的でした。
癒された感じ?
島・・それは本島から隔たれた世界。島・・ゆえに人々の個々の関わりが深い世界。そんな世界の心温まる純愛物語。そういった設定が実はすごく好きなんです・・・よかった!途中早い二人の関係の進展に少しつっこみをいれてしまったがそれだけ二人の想いが年々積もっていたと思えばわかるきもする。島が沈んだあとのその後がおまけでほしかったOTZ残念なとこはそんなとこですね^^; 癒されたい人とかにはいいと思います^^
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