そしてお話は廻り潜む
こわいこわい怪談話に花を咲かせたら、後は行動あるのみです。女子高生を止めるものもまた女子高生の務めとばかりに駆り出されるみちるさん。巻き込まれ系主人公らしく、しかたなく感じつつも出迎えに向かうことに。しかし廃ホテルには見に行ったはずの二人の姿は見当たらなくて――……
みちるさんのお話且つ作者さまの第二弾。今度は前作で少し行動を共にしたみもみ姫が正妻(?)的な地位になっており、間接的に、ある時は直接的に助けてくれます。
しかし基本的にみちるさん一人で話を進めるので、ラスト付近まで出番はあまりないのも前作と同様でしょうか。その分行動に制約がつきにくいためあちこち見て回れるのは楽しかったです。
Hホテルとか名前からしてもろラブホテルで、怪奇現象が沢山起きても怪奇が怖くても、やっぱりどこか笑ってしまう。前作とは違いそこで程よく恐怖分を中和もされているのが特徴でしょうか。
ホラーが苦手な人にも取っ付きやすく作られているのが良い感じでした。
ただ、今作では前作以上にダッシュと半歩システムの相性の悪さが厄介に感じました。速度を上げるダッシュ状態でなければクリアが難しい終盤で、この半歩歩行システムが障害となって立ちふさがります。
一歩の歩数でマス目を合わせなければ中に入れない調べられないジャンプも出来ない物も押せないのにダッシュ状態では半歩ズレが起きやすく、全然思った通りに進行できずタイムオーバーがしょっちゅう起こる。このゲームでは半歩システムでいいことは何もありません。
続ける気を奪う+バグと勘違いされる、という、現状では正直作品の魅力を削る足かせにしかなっていないので、前作含め半歩システムは廃止してしまったほうが良いと感じました。
またラスボスの討伐の際も、このシステムが遠因になって前作と比べて非常に戦いづらい。シナリオ、ビジュアル、グラフィック、エンディングは前作から引き続きよく魅せてくれるのですが、全体を通してシステム周りで大分足を引っ張られてしまった感じでした。
※以下ネタバレ気味に
前作から引き続き、みのりさんが更に怪しく感じられつつも、やはり今作でも決定打には至らず平穏な日々に戻っていく。みもみ姫は最後何を懸念していたのかも気になる所でした。引きが漫画やアニメのように上手く、次作を期待してしまいますね。
ちょこちょこと前作、その後の作品を感じさせてくれる暗示めいた表現もあり。深読みする楽しさがちゃんとあるのは良かったです。
みちるの受難part2!
alice holeの作者様の過去作品を一通りプレイしようと思い、プレイしました。
同作者様の作品の特典目当て(以下、略
プレイ時間は作者様の想定通りの大体1時間ほど、ゲームオーバーは前作よりもならなかったのでプラス30分で1時間30分がこのゲームを遊んだ時間ですかね。
みちるの冒険2作目になりますが、前作にあったコミカルな部分は今回は少なくなっていて、生々しい内容になって和製ホラーに近くなっております。
ですが、今回は前作で友達になった強力なみもみ姫がいるので、いくらか制限を受けていましたが、主人公達側&プレイヤー側は恐怖を感じていませんでしたね。ちーとです。
ギミックは前作よりも種類が減っており、本当に次の完結編?の繋ぎの外伝といった感じでした。正直そこは前作と比べると残念です。
しかし、完結するんですかね。話としては単体で完結しているので問題はありませんが。
楽しませていただきありがとうございました。
きっと、そういうことなんだろう。
スムーズに探索ができて遊びやすかったです!
この作品から始めて、作者さんの別作品に手を出してもいいかも。作品によっては共通キャラもいるようですので。
ストーリーはだいぶ深い設定もあるため、途中で現れる【ヤツ】の不気味さが際立ちます。わたしは怖かった。
魅力的なキャラクターも多いので良かったです。(個人的にはりおが気になる……)
ちなみに終盤、気になる選択肢が現れると思います。興味のある方はアレを多めに集めてみればいいと思いますよ。
そういうこと? どういうことでしょう。。
好奇心は人を殺す
のじゃ娘がおられるので、プレイしてみました。
特に難しい追いかけや謎解きもなく、1時間程度ですんなりクリアしました。
終盤の3つの移動モードを駆使しないといけないのがしんどかった所でしょうか
棚やアイテム、扉を開ける時に、【軸】があってないと探れないのが難点かな。
【狐】で鉄の上を連続して通る音が、これがなかなか耳に心地良い・・・。
この作品からやってみたのですが、前作もあるようなので、そちらもやってみたいと思っております。そして次回作も匂わせる展開、そちらも期待しております。
・・・・・・開幕のそういうことってどういうことなのか、小1時間問い詰めたい。
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