ネタバレありの感想です。
基本的にはマップもわかりやすく戦闘も装備整えれば平気、回復施設やワープポイントもありと親切なゲームですが、
探索というか街の人や助けた人達と話すのを怠ってるとラスボスで死にます。
必死こいてレベル上げまくってから何かがおかしいと色々探索して、助けた人らからアイテム貰い忘れまくってたこと・サブイベ取りこぼしまくりだったことに気付きました(笑)
ラスボスは隠し装備(条件にさえ気づけば入手は難しくない)があればすごく楽ですが、探索怠ってると鬼と言うかよっぽどレベル上げないと無理だと思います。
ちょっとプレイの仕方が悪かったなと思いましたが、
設定が苦しんでいる魔物たちを助けてあげるという優しい世界観なのもあって、雑魚敵にしてもちょっとしたサブイベにしても心情的に何とかしてあげたい気持ちになれるいい空気の作品でした。
それが細かいテキストでも徹底していて、
戦闘中のテキストも戦闘というより人助けって感じがしてすごく良かった。
ヒールが攻撃技だったりとか、ヒールSPのバトルログの文章とか。
薬草もう一度調べた時のテキストとか、光の精霊さんと初めて会ったときの台詞も好きだな。
最後各地回ると住人の台詞が変わってるのも良かった。
キッズゲームでも通りそうな好感の持てるメッセージ性のゲームでした。
優しい空気の作品やりたい人にオススメ。
【総評】
親切で優しい女の子が主人公で、困った人や動物を助けたり
敵を癒したりする、王道展開の短編RPG!
敵を倒すのではなくて、苦しんでいる敵を癒して助けてあげる
という設定が独特でした。システムは普通のRPGと同じですが。
以下、ラスボス撃破後のプレイ感想です。(※ネタバレなし。)
【長所】
・動物や魔物と仲良く共存する世界で人助け(動物助け)する
というシナリオが、ベタながらも心温まる雰囲気で良かった!
・一般論として、しゃべらない主人公の場合、シナリオや世界観に
感情移入できないことが多いのだけれど、本作では、主人公の
チルル(チーちゃん)の優しさが伝わって、世界に入り込めた。
・クリア後にこれまで冒険した町を回れる演出も、好感が持てる。
・戦闘は1対1で易しめ、スピーディーにサクサクとプレイできる。
【短所】
・移動中に回復魔法が使えないのは、少し不便だと思った。
(※但し、HP回復とMP回復の魔法が両方あって、戦闘も
簡単な部類に入るので、苦労する程ではありませんが。)
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