taiking
骨太な伝記物
和風伝奇物ということですが、ホラー要素などはありません
綺麗な写真と場面描写で、舞台の空気感がよく伝わってきます。
ヒロインの和服少女は所謂ロリババアキャラですが、頼もしさと同時に、時折見せる儚さのギャップが、ストーリーと強く絡んで引き込まれました。
終盤、唐突に出される問題は難解ですが、検索など駆使して調べると、古典や歴史の教養が着いたような気になります。どうしても判らない場合は、作者サイトのネタバレページで確認できます。
時代考証や設定がしっかりなされたストーリーとキャラクターがとても魅力的な作品でした。
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No.29348 - 2016-05-18 20:11:06
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