遊びやすさは学ぶところあり!
『ドルアーガの塔』や『ドラゴンクエスト』の初期など(?)、どこかファミコン時代のゲームを想起させるRPGです。
とにかく“遊びやすく”設計されているのが素晴らしいですね。
戦闘はテンポが良く、たとえ負けてもゲームオーバーになることはないので、「何度でも挑戦しよう!」という意欲が掻き立てられます。街とダンジョンを行き来し、少しずつお金や経験値をためながら先へと進んでいく楽しさは、まさにRPGの基本を思い出させてくれることでしょう。
プレイ時間は1時間30分ほどとやや小ぶりですが、基礎がシッカリと押さえられた良質な作品だと思います。グラフィックや音楽の統一感も良いです。ただ、すべての要素がお約束に従っているために、途中で“ちょいと”飽きてきちゃうのがたまにキズでしょうか。そこで、少しだけ「ひねり」と言うか‥‥個性的なところを加えてみると、作品全体のアクセントになって良いかと思います。
この作品の“遊びやすさ”には、作り手として学ぶべきところが大いにあります。
ぜひとも、見習わせていただきたいものです(^^;
単純明快。愛は強し!
とにかくシンプル~。
町でアイテム類を買いそろえて、塔に登るだけ。しっかしこれが、すごく楽しいぞ~。
1Fの敵が結構強くて、いきなり全滅…。でもゲームオーバーにはならずに、町に戻るだけだったので、ありがたかった。あっ、所持金は減ってる?
このせいでエンディング後のまとめに、「全滅・・・1」って出たのがちょっぴり恥ずかしい…。
因みにその時表示された総プレイ時間は、一時間半ぐらい。サクッとクリアできるゲームでした。
最後の方は扉の鍵をたくさん集めて、どんどん鍵を開けながら上の階を目指しました。もう、気分爽快!
レベル上げも結構じっくりしましたし、王子様の威厳も十分に保てたかな。もう誰にも負けないぞ!
私、実はエンディング直前まで、この人何でこの塔に登っているのかさっぱり分からなかったのです。
おかげで私には、最後の展開はかなり驚きがありました。
よかった
確かにちょっと単調になったけど中々面白かった。
1回上ると戻れない階段とか、
そういう不便さがまさにファミコンっぽい。
ただ扉の鍵を手に入れた後、羽で脱出すると
鍵があまって最後の攻略が楽になってしまうのはバグなんだろうか・・
勇者、姫を助けに塔へ登る
複雑な要素、演出は極力省いた、1対1戦オンリーのシンプルRPGって感じですな。
非常にわかりやすい内容なので、「RPGは複雑だから苦手・・・」という人にはいいかもしれないですな。
しかし、先に進んでも敵が強くなるだけで、驚くギミックもあまり無い為、後半は若干単調になってしまうのは否めないかな・・・シンプル故に。
戦闘難度は簡単すぎず、難しすぎず、丁度いい位ですな。
初めのうちは、主人公のステータス、金銭面が貧弱な為、苦戦必至だけど、先に進めばかなり楽になるので、それほど厳しくはないと思われます。
ダンジョン内での回復、セーブポイントは無いけど、全滅しても、ダンジョン外に戻るだけだし(但し所持金は減る)、ある程度先に進むと、ワープゾーンで階を飛ばせるし、親切設定なのはいいですな。
何とかクリアしましたが、ラスボスよりも、宝箱のボスの方が強いような気がしますな・・・。
あとラスボスの正体はやっぱりあの人だったか・・・みたいな。
そしてエンディングがもはや王道のお約束やね・・・みたいな。
まぁレトロな味わいで、なかなか楽しめましたよ~。
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