シンプルな推理ゲーム
現場の状況から推測する内容がオーソドックスなものばかりなので、推理物を読んでなくても、相棒見てるレベルで推理を進められます。
裏道などを一切排除して、手元にあるヒントだけで解けると言い切っているおかげで、フラグ未回収などの不安を感じずシンプルに推理に集中できます。
推理ゲーム初心者にはオススメですし、熟練者も息抜きにプレイするのにちょうどいいです。
気軽に楽しめる、短編推理ゲーム
ネタバレを含みます。
推理に詰まらなければ、30分程でクリア出来る、短編推理ゲームです。
タイトルにあるように、「どちらかが彼女を殺した」という状況で、どちらが犯人なのかを推理するゲームです。
犯人を特定するための推理が分かりやすく、難易度も高くは無いので、推理物が苦手な方でもクリア出来ます。
以下、このゲームへの個人的な感想
とにかくストレスになりがちな要素を排除しているゲームだと思います。
推理ゲームでありがちなのが、「登場人物がクソ多くて覚えきれない」という展開ですが、このゲームではそれを回避しています。
主人公に、その助手。被害者に、容疑者が2人に、後は庭師。たった6人です。実に分かりやすいですね。(厳密には管理人さんもいるのだが…)
複雑な人間関係とか、複雑なストーリーも一切ないので、理解がしやすいです。
また、ストーリーの進行もやり易いです。次に何をすればいいのかを主人公が示してくれるので、まず操作パートで詰まる事はないでしょう。
更に、人物や証拠品を右クリックで確かめる事が出来るのも良かったです。いちいちメモを取らなくても、犯人告発パートでじっくりと考察をする事が出来ました。
肝心の推理パートも、短編だからといってテキトーにせず、しっかりと作り込まれている印象を受けました。捜査中のテキストや、証拠品をちゃんと見ていれば、確かに犯人を1人に絞り込む事が出来ますね。
後、一見するとただのモブに見えた庭師が、ちゃんと犯人特定に活かされているのも良いです。無駄なキャラクターが誰一人としていなかったと思います。
最後に、EDを見た後に、あえて無実の人を告発して、間違った推理をするのが面白かったです(笑)
特に、庭師パートが面白かったですね…この適度なネタと、バッドエンディング名で笑ってしまいました。
これは良作。
1時間くらいで終わる作品。休日ちょっとした時間帯を潰したりするのにオススメ。
ネタバレ
捜査中にガラス片についての存在がないのは、作者があえて省いた事で難易度あげるためでしょう。
殺害現場の状況でだれでもわかる状態になり推理する余地がなくなってしまいますから。
それより、庭師の爺さんを犯人呼ばわり、相棒の警官を犯人扱いしたりする部分が、
コメディとして行き過ぎないのが良い。(特に相棒警官の場合)
最後の証拠品については、わかりませんね。最期に見たかったのがせめてどちらなのか?
罪を着せたいとも取れますし、追い詰められて少しでも助けを呼びたかったのか?
生前の被害者を見ていないプレイヤーとしては本当の心理描写はどこにも無いだけに
だれにもわからないとおもいます。そこだけは残念です。
本格
楽しかったです。
きっちり本格。
パズラーというべきか。
以下ネタバレ
ガラスがどちらに飛び散ったのか分からず、推理ミスをしました。
特に描写もないし、内側だったんだろう、と思ってしまったのです。
部屋にはチリ一つなく、かつ死体を移動した以外は発見時のままということで、これは私はぎりぎりフェアだと思います。
こういったゲームがもっとたくさんあると良いのになあ。
制作お疲れ様でした。
ちょっとベタかも。(ミステリ好きの感想)
(ネタバレアリ)
濡れた跡を見たら、氷を疑う。顔を隠した人物が居たら、一人二役や二人一役を疑う。ぐらいな割と定番どころなまず気にしてしまうところだったので事件の鍵と犯人はすぐわかりました。
真相はあっさりわかってしまったんですが…、強化ガラスであること、彼女が招きいれた可能性や、管理人の証言等、その他のあらゆる可能性をしっかりと排除する作者のミステリへの真摯な姿勢が反映された作りに、非常に好感が持てました。
また、捜査の過程で画像がぬるぬると切り替わり、視覚的に現場状況をイメージしやすかったので事件に没入していきやすかったです。
一応気になった点として、(あんまり詳しくはないですが)リアリティ志向ならの話ですが、ライフルであの距離なら人体貫通すると思いますよ。
短時間で充実できます。
題材となっている小説は未読なのですが、面白そうだったのでプレイしてみました。
・難易度
易しいとまで行きませんが、答えはタイトル通りなのでヒントさえ理解出来れば難しくないと思います。推理ゲームや推理小説慣れしている方にはあっけないほど簡単に犯人が分かるのではないかと思います。
・プレイ時間
文章量も多くなく、さくさくとプレイ出来るので空き時間に気軽に遊んでみたい方にはおすすめです。
・ゲームデザイン
ノートに付箋。こう言うデザインが大好きなもので、視覚的にも楽しめました。
音楽や効果音(黄色い文字の時の)ああ言った小さな部分が自分にとって楽しく遊べる要因になったりします。
以下、ネタバレ含みます。
・推理
今回は窓ガラスがキーポイントだったのですが、犯人がガラスを掃除していた為にどちらに飛び散ったのかヒントが提示されていませんでした。そこが少し難易度を上げたのですが、それでも室内の状況から内側へ飛び散った事でないと分かりますので、現場の状況から考えるとどちらが犯人であるかは一目瞭然だと思いました。そこさえ分かれば犯人の思惑も、第三者にどう見せたかったのかも浮かび上がってくるので、悩むことなく「…あの、犯人分かっちゃったんですけど」状態になりました。
最後の推理に関しては、窓ガラスを向いて倒れたので、てっきりアパートの彼を愛していたのだと思っていました。
・感想
ゲーム開始後、すぐに捜査が始まり、あちこち移動出来るので楽しかったです。システムもとても分かりやすく親切だったので、推理に集中出来ました。意味もなく移動したり、手帳を開いたりと繰り返すくらいにデザインも楽しめました。面白かったです。
感想(ネタバレあり)
ネタバレありです。
楽しかったです。
資料も見やすく、操作もしやすく、サクサク進められました。
ただ、銃をしっかり管理してくれと、そう簡単に盗まれるなよと、少し思いました。
最後のおまけ推理については、自然にそうなるという話を聞いたことがあります。(ガセかも知れないけど…)
そうなると被害者の意思は無関係?
主人公も知っていて空気を読んだのかもしれません。
推理を楽しめる
主人公の刑事が事件現場に駆けつけるところからスタートし、
事件を推理、告発して終る、というシンプルな作りなのがよかった。
会話も何回も聞き返すことができ、操作メモなどの情報の分け方も適切で
頭に入りやすい親切設計でストレスがなかったです。
プレイ時間は短時間ながら、ちゃんと頭を使って考えられる満足感の高い作品でした。
【以下ネタバレ】
推理は現場状況で大体目星がつくのですが、
重要なヒントとなるガラスの破片の情報が不足していたのと
(部屋にチリ一つない、という描写のみで、
「部屋にガラスの破片は落ちておらず、外に落ちていた」
というはっきりした描写がない)
被害者の足の向きが被害者による故意の犯罪隠蔽だった、
(それほどの愛情を彼女が持っている、という描写が作中にない)
という二点がどうにもアンフェアな感じがして納得いきませんでした。
特に後者については、どの方向から撃ったのかを推理する重要な考察材料なので、
恋愛感情の有無を示すヒントとは切り離して欲しかったです
普通に間違えてしまいました。
どちらかが彼女を殺したは好きな小説なのでダウンロードしてみました。
プレイしてすぐ捜査開始。
調べ終わったら犯人告発パートというさっくりとしたゲーム。
考えて割りと自信満々に選択したものの間違えてしまいました。
ですが答えを知ってあーそれがあったかーという感じです。
よかったところはシンプルに謎解きだけのところとどちらかが彼女を殺したといいつつ……といったところです。
ストーリーやキャラクター性はありませんので純粋に告発部分を楽しみたい人におすすめです。
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