主さまのため、しかし人の子は・・
主人公のゆずりが気になってプレイ。エンディングまで20分くらいでしょうか。
まさかVXaceでノベルゲームが遊べるなんて思いませんでした。
ENDはひとつですが選択肢があり、どのタイミングでどれを選んでも結果が同じなので選択肢は必要?と思いましたが、演出が格好いいのでOKですw
タイトルロゴや背景やBGMなど、とにかく和風にこだわった作品で好印象。
ストーリーはまぁまぁ予想できる展開でしたが、短編ながらよくまとまっていると思います。
短いけど、よく作りこまれてるなあ
だいたい15分くらいで終わりました。
分岐なし、という説明でしたが、選択肢を選ぶところが出てきました。
たぶんどれをどの順番で選んでも同じルートになるということだと思いますが。
ツクールの標準機能で、選択肢を作るなら楽なのに、わざわざ新たに見栄えのよいものを作られています。
背景絵も短いシナリオなのに結構多く描かれてるなと思いました。
BGMや効果音はとてもいいですね。和風で単独で聴いててもいいBGMだなと思えるクオリティだと感じました。
選択肢を選ぶシーンは、もしかしたら、開発当初はRPGみたいに全体MAPと戦闘システムを搭載したゲームとして作ろうとしていたものを、シナリオ部分だけに絞ったのかな、と思いましたが、私個人としてはこのように一本道でサクッと終わるタイプのほうが楽しめるような気がします。
このお話は、人が訪れなくなって寂れてしまった神社を題材にされております。
私自身は初詣等、年に数回は神社にお参りしますが、このようにほとんど人が来ない神社というものには関心がなく、ゆえにそれを題材にするという発想そのものが全く湧かない。
寂れた神社に思いを馳せるというのは、どういう心境から出てきて、このゲームの制作に至ったのかなあ、などと思いながらプレイし終えました。
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