海底施設でのホラーアドベンチャーという事で
シリアスなイメージを持っていましたが
約一名雰囲気を壊しまくる人がいるおかげで
三流コメディぽい印象になっているという
どこまで本気なのか悩む怪作でした。

ゲームはスタンダードな探索ゲームですが
アクションイベントでの敵の動きが非常に速く
執拗に追いかけてくるのでスリル感は相当なものでした。

あまりに速いので絶対無理だと思いつつも
何度か繰り返していると何とかなってしまう
ギリギリのラインが意図的にでないにしろ
大きな達成感を与えてくれます。

シナリオ展開だけ見るとハリウッド映画張りの
正統派アクション大作風で結構面白いのですが
どんな場面でも自分のペースを屑…もとい崩さない
彼の言動が良くも悪くもこの作品の特徴になっている気がします。

難易度が非常に高く、キャラクターの好みも
分かれるとは思いますが個人的には
こういう世界観は好きなので今後も貫いていって欲しいですね。

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追いかけられてる時に画面移動すると
高速で画面がかわるせいか、ちとパニくりました

とりあえず言いたいのは

最後の選択の間違った時の行動が面白かったですね
クライマックスな脱出時にあんなお馬鹿行動したのはちょっと笑えました。

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※２０分ほどで断念（弾倉を手に入れた後、だるくなってしまいクリアを諦める）

□ゲーム内容
・西暦2015年、日本は海底に天然資源・シイマリニウムが大量に存在する事を確認。
資源の乏しい日本にとって、シイマリニウムは国を豊かにしてくれる大発見であった。
日本はシイマリニウムを採掘するため、海底に採掘所を建設した。
しかしその１ヵ月後、採掘所からの連絡が突如途絶えてしまった。
原因究明と採掘所の状況確認のため、３人の調査員が海底採掘所へ向かった。

□良い所

・雰囲気は良い
海底採掘所の雰囲気が出ている。

・追跡者のデザインが良い
なんともいえないデザインだが、
どちらかというとかっこいいデザイン。
個人的意見だが、ホラー向けではないと思う。

・ＢＧＭの使い方が良い
ホラー感を出している。

□悪い所

・追跡者からの逃走部分がホラーではなくギャグ。
追跡者が出現したら扉の出口と入り口を行き来し、場所移動を繰り返すだけで良い。
４～５回ぐらい場所移動をしたら追跡者は消える。
プレイ開始数分でこの方法を編み出してしまった為、一気に萎えてしまった。
つまり、全く怖くない。
ちなみにそいつに触れた時点でゲームオーバーっていうのもつまらない要素。
即死はもう見飽きた。個人的な意見だが。
追いかけられゲーなら他の方法で驚かしてみてはどうだろうか？
出てきそうで出てこない部分、ありえない場所からの登場、しかし襲い掛かってこない…
ただこちらをじっと見ているだけの時等…
ただ追いかけてくるだけより、精神的に追い詰めたほうがホラーゲームは成功しやすい。

・謎解き（？）がノーヒントかつ意味不明、断念した部分でもある
途中、追跡者を倒す為に特殊な液体を使用した銃を探すのだが、
あまりにもノーヒント。
一応弾倉だけは取ったが、弾倉の場所があまりにも分かりにくく、
まさか他の素材もこういう場所にあるのだろうか・・・と思ってしまい、
やる必要性を感じなくなってしまい、プレイを中断し、このゲームを見なかった事にしてしまった。
アップデート等で分かりやすくすればもう一度プレイ・・・するかもしれない。

・シナリオが単調、先読みがしやすく、万人受けしない登場人物
変なモンスターが住み着く海底の採掘所から脱出するというよくある脱出作品だが、
あまりにも捻りが無く、常に先が読めてしまう展開。
人物設定は万人向けではなく、特に隊長の言動は多くのユーザーを不快にさせるだろう。

・進行設定のミス
通れない場所をすり抜けたりする場面がある。
チップセットをよく確認するべきだろう。

□改善すべき場所

・アイテム探し部分

□感想

・ゲームコンセプト、雰囲気作りは悪くはないが、
悪い部分が少しずつ積もり積もった結果、つまらないものとなってしまった脱出ゲーム。
大抵の人は多分素材集めで断念するかもしれないので、場所を光らせたりしてみてはどうだろうか。
残念ながらクリアまでは至らなかったが、悪い部分を直せばクリアできる人が増えると思われる。
『ユーザーはこの謎解きでどう思うか』を考えて作ったほうが良い。

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