ペンフェン@感想まとめ公開中
クイズゲームの正体は…?
新作ソフトの一覧より、スクリーンショットを見て、「クラシック曲のクイズゲームなのかな?」と思いながらDL、プレイ。
一回で当てれば、クリアまでの時間には1分も掛からないでしょう。
紹介ページで何よりも私の気を引いたのは、圧縮ファイルの「13KB」という容量の小ささでした。近年ではあまり見ない数字です。「どうやって音楽を奏でるのだろう?小さいMIDIファイルが入っているのかな?」などと思っていたのですが。
正解は、「ビープ音」でした。これが最大の衝撃でした。このゲームの本体のファイル形式は.jar(Java Archive)で、クイズの題材となる曲は、恐らくJavaのプログラムがPCの割と奥の方に直接奏でさせているのです。
クイズゲームとしては、たった二問で終わってしまったりと、習作、という印象は正直否めませんでした。
ただ、ガチガチのビープ音で構築されたクラシック曲の唐突な出現、という体験は、私には中々新鮮なものでした。
その時を実感はしていませんし、詳しくも知らないのですが、Windowsという言葉もないような時代には、パーソナル・コンピューター(ホビーパソコン)という新たなる遊び場を介して、こういったゲームたちによる、個人制作PCゲームの最初期文化がこっそりと芽吹いていたと聞きます。そんな時代に思いを馳せたりしてしまいました。
…もしかして、作中のメッセージが基本的にかな/カナのみなのは、その時代の作品群を意識してのもの、でしょうか…?と、今更ながら気づいたり。
(私のふりーむ!内フリーゲーム感想のまとめページ:http://goo.gl/LkiLiK)
12345
No.24264 - 2015-06-04 21:02:59
- 1