難しいレトロ感
主人公も敵もおどろおどろしくて良かった
システムや動きや難易度がSFC時代を思い出す感じ
今風のアクションとは違って敵も自分も動き自体はノロイけど
その分先を読んで動かなきゃいけないのでこれがけっこう難しい(;´д`)
ゲームオーバーになると最初からというのもレトロ風味漂う
独特の世界観
グラディウス式のパワーアップシステムを持つアクションゲーム。
大き目のキャラクターを動かせるはゲームはフリーではほとんど
無いので新鮮味があります。
グラフィック、多彩なステージとボス、ゲームバランス、独自の世界
観などほぼすべてのクオリティが高いです。
唯一の欠点は少し簡単すぎることですがアクションが苦手な人にはこ
れも利点になるでしょう。(それにしてもラスボスは弱すぎですが。)
一昔前のドットアクションが好きな人には間違いなくオススメできます!
「怪物よ安らかに眠れ」練られたステージ構成・システムと独特のゲーム世界
面白かったです。
試行錯誤したので、クリアまで三時間くらい掛かったと思います。
全五面で、一ステージが絶妙な長さで中ボスもいるので、プレイの密度は高めです。
基本的には、じりじりとステージを進んで、敵を見つけたらその攻撃を避けつつダメージを与えるためのパターンを頭の中で組み、蝶のように舞い蜂のように刺す…という感じのゲームプレイです。一ダメージに重みがあります。
そこに、段階選択制のパワーアップシステム(選択性と不可逆性が綺麗にマッチしています)や、周囲に敵を一網打尽にできるボムの要素が合わさって、多層的な面白さが構築されています。
ボス戦も「こんな攻撃避けられない」と最初は思うのですが、観察するとパターンが存在し、最終的にはノーダメージで倒していたり。個人的には特に三面ボスが良かったですね。こう来るかーと。
アクションゲーム系が上手いとは言えない自分でも、何度もゲームオーバーを繰り返しながら最後まで楽しくプレイすることが出来ました。ステージ構成・システム・敵キャラの攻撃などを含めた、全体のゲーム設計がとても練られているのだと思います。
おどろおどろしいグラフィックやサウンドも始終徹底して独特のゲーム世界を表現しているのですが、短い中にギュッと味わいが凝縮されているテキストも素敵です。改造生物たちは皆奇妙な悲哀に満ちています。ラストも熱いです。
余談:個人的なオススメパワーアップは三番。攻撃力も攻撃範囲も向上して、カプセルを落とす小さな赤い敵にも即座に対応できる優れものです。
すばらC
とても面白くてあっという間にクリアしてしまいました。
最初は、グラ◎ィウスと同様のゲージ制パワーアップと、アクションゲームは相性がどうだろうかと疑問でしたが、少しずつ慎重に攻略してパターン構築していくゲーム性に上手くマッチしていたと思います。パワーアップの計画を考えながら進むので、単純退屈な覚えゲームになっておらず、想定通りに戦略がハマった時は格別な楽しさがあります。
ゲージが1周すると1UPするというのも粋な発想です。パワーアップや体力回復をせず1UPでストックを増やしておけるというのは、リトライ前提のゲームにおいては上手い選択肢だと思います。
(その分、他のシンプルなアクションゲームと比較して若干の敷居の高さはあるでしょうが、、仕方ないでしょう。1面はもっと簡単でもいいかもしれません)
自分的には3面くらいからかなりの難易度に感じて「無理かな?」なんて思いつつも、もう一度やると敵のパターンや配置等がわかっているので意外とすんなり行きました。まずは慎重に様子を見て、攻め方がわかったら大胆に突き進む。固まっている敵を一気に蹴散らす爽快感もなかなかです。ラスボスは俊敏なパターンが掴めずに1回目はゲームオーバーになりましたが、2回目でクリアできました。
個人的に、作者さんの過去作から「グラフィックに凝っているせいか視認性の問題がある」「中盤が妙に難しかったり後半もの足りなかったりレベルデザインに難がある」等の欠点を感じていたのですが、本作はこの2点もかなりクリアされていると思います。
我儘を言えば、やはり終盤に若干の物足りなさがあったので、全7面ぐらいあると理想でしたが、フリーゲームとしてはこのぐらいの長さが適度な気もします。
グラフィックも過去作と比較しても抜群の出来栄えだと思います。度のステージのボスも個性的で印象に残ります。BGMや効果音もチョイスが上手く、いい雰囲気が出ていました。
スクリーンショットを見て「これは?」と感じるものがあったらまずダウンロードして欲しい。そして衝撃のラストシーンまで突き進むのだ! 硬派なアクションゲームが好きならきっと楽しめます。
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