◆初期で主人公のHPが400は多すぎるかと。
ザコのHP（一番弱い犬が40）や被ダメと釣り合っておらず
初期から戦闘バランスが崩れているように思います。

◆主人公の家の木に『宿屋が･･』とあるのですが
見逃す人も多いかと。
システムの説明なので必ず分かる配置がよいです。

◆マップの移動はどれがどこに行く魔方陣が迷ってしまいます。
マップの繋がり方も不自然なので、こだわりがなければ
普通に出入りする方法でよいかと。

◆半歩移動（0.5マス）は障害物に引っ掛かりやすいです。
アクション性を重視するのでなければ無しでも。

途中経過で出したのは、周りの意見を見る点でよいと思いますよ。

12345

※クリア？途中で行き先不明になった為未クリアかもしれない（１０分程度）

□ゲーム内容
この世界には、「獣少女」というものが存在する。
遥か昔、獣達は人間達を食していた。
しかし、ある日から獣達は一切人間達を食さなくなった。
それは一人の少女のおかげであった。
人々はその少女に救われたのだ。
後に人々はその少女のことを、「獣少女」と呼んだ。
しかし、その少女の救い方は少しおかしかった。
獣達を倒すのでも、言い聞かせるのでもなく、
「獣少女」は獣達を支配して救ったのだ。
その方法で救われたと知った人々は、
「いつか自分達も支配されるのではないか？」
という不安に満たされてしまい、「獣少女」を恐れるようになってしまった。
これから始まるのは、そんな時代の話である・・・。


□良い所
・自作絵を使っていてなおかつ絵の出来も良い。
・フォントがゲームの絵にあっている。
・効果音、ＢＧＭ、メニュー枠などデフォルトから変えているところが多く雰囲気に合っている。

□悪い所
・マップの方式がバラバラ。
マップが魔方陣方式なのかフィールドマップ方式なのかはっきりさせたほうがいい。
また魔方陣の配置もバラバラで良くなくいけないときは「今はいけない」としか説明されるだけで説明不足。

・街の壁が一部おかしくダンジョン内はただ壁と地面を塗っただけ。
マップの配置はしっかりとしたほうが良い。

・レベルを少し上げただけでノーダメージになるようなバランス
レベルアップごとの能力向上（ＨＰ、ＭＰは除く）が高すぎるため少しレベルを上げただけで簡単になりすぎるが、
『ウディタではレベルアップ時の能力上昇は固定』という仕様がある為、
ウディタの戦闘システムではバランス調整が困難。
これは仕方ない事かもしれないがキャラごとの成長特性が非常に似ており特徴を失っているので、
さすがにこれだけは直して欲しいところ。

・ダンジョン内にベッドが置いてあるのが不自然、回復できる光の柱とか、魔方陣などにすれば違和感は無いだろう。

・回復アイテムの効果が強すぎかつ安すぎる
ＨＰ回復アイテムの効果量に対して安すぎるだけではなく、
ＭＰ回復アイテムは効果量が異常に高くさらに安いというのはどうかと。

・ストーリーの全体的な説明不足、
最初の説明は良かったがその後のストーリーが唐突かつ説明不足になっている。

・文章は二度押しで全部出るようにしたほうが良い。
文章スピードがやや遅いのは「雰囲気に合わせている」というのはわかるが、
二度押しで全部出るようにしたほうが読みやすい。

・ボス戦でのクレヴィアの分身の敵グラフィックがデフォルトかつ合わない。
メインキャラ？のはずのクレヴィアの分身がデフォルトグラフィックなのは流石によくない。

・スピアが絹のローブ、レイラが薄い服を「左手」に最初に装備しているバグがある。
外せば身体に装備可能になるがチェックをしていなかっただろうか。

・クレヴィアが鉄の小手を「装飾１」に装備しているが外すと「左手」に装備するものとなり、
「装飾１」に再度装備することが出来なくなる。

・途中で終わる
「体験版はここまでです」とか書かれず途中からイベントが無い町等が登場している。
もしかしたらイベントがあるのかもしれないが・・・。

□感想
・キャラの絵が良く他にも効果音、ＢＧＭ、メニュー枠などいろいろと手を加えており、
力を入れているようには見えたがストーリーの唐突さかつ説明不足なことや、
マップの方式がバラバラだったりマップ自体の出来も良くなかったり、
さらには一部バグがあったりと結構残念な出来に仕上がっている。
戦闘バランスはウディタのレベルアップの能力上昇システムが固定なため、
諦めざるを得ないところはあるがさすがにこのツールでも、
回復アイテムの値段を変更したりキャラ毎の成長特性をある程度決めれるのでそこは調整して欲しい。
最後に一つ。『途中経過という物を出す必要は無い。』
とりあえず、完成まで作ってからゲームは公開したほうがよい。

12345