素晴らしい
「硝子の月」をプレイした後にFDが出ると聞いて、とても楽しみにしていました。
本編とFDと通して、この作品を一言で表すなら「生きるのが不器用な人達が織りなす群像劇」です。
今作では、本編であまり描かれなかったキャラが中心となって物語が進行していきます。
プレイし初めてしばらくは和気あいあいな雰囲気が続きますが、途中からシリアスな展開に突入していきます。これぞ「硝子の月」らしさ、という感じでしょうか。
本編ではうかがい知る事のできなかったキャラの内情を、今作をプレイする事で抱えている悩みやコンプレックスといったものを知る事ができます。
そこで描かれる彼等の苦悩する姿、それでもなお前に進もうとする姿に心打たれます。
人間が持つ不器用さや不完全さ…そういった部分が上手く描かれているからこそ、まるで血の通った人間の話を見ているかのような、生き生きした印象を与えます。
私がこの作品に惹かれる理由は、こういう所なのだと思います。
また、本編を進めていくと、各キャラ視点のサイドシナリオがプレイ出来るようになります。
中でも異彩を放つのが、海外を舞台にしたシナリオで、本筋とは打って変わって、
笑いあり涙ありのロードムービーといった仕上がりです。
これ1つで別作品として出せるのではないか、というくらいよく出来ていました。
もっと色々書きたい所ではありますが、ネタバレになってしまいますので、
本編とファンディスク、是非とも手にとってプレイしてみて下さい。
素晴らしい作品をありがとうございました。
あの時からピアノの調べが好きになりました
開いたとたん 流れ出したピアノの調べ。 ついさっきまで車内に流して聞いていたのと同じ曲・・・
「硝子の月」とBGMのピアノの調べは 私の中で一体化してます。
もう このBGM無くして 私は 「硝子の月」を再読できません^^;
何回 諦めようと思ったか。 そんな わたしを 後押し 引っ張ってくれたのが BGMのピアノの調べでした。
「硝子の月」を 読了した時には 感動しました。 そうか この「世界」って。。。
ぜひとも 「硝子の月」を 読まれてから こちらのFD覗くことを お勧めします。(てっ 普通 本編読んでから 見ますよね 言わなくても^^;)
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