10年前にNo.20217のレビューをした者です。そのときは酷評レビューをしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
ゲームを一つ完成させるのは大変なことなのに、自分が気に入らなかったからと強い言葉でレビューをしてしまいました。
この度、どうしてそんなレビューを残してしまったのかを確かめたく、もう一度ゲームをプレイさせていただきました。
良いなと思ったところ
・マップ(アパートの部屋)が良い。リアリティを感じさせる間取り
・効果音がちょうどいい感じ
・エンディングの曲が素敵
・選択肢に制限時間を儲ける演出がイカす
・短時間でさくっと楽しめる
・エンディングが8つもあるのがすごい
・イラストが綺麗
そして、当時の自分が酷評した理由にも見当がつきました。
おそらく、当時の自分は、彼女のことを「テンプレメンヘラ馬鹿女」であると感じてしまい、「女を馬鹿にしてるのか?」と苛立ってしまったんだと思います。
そしておそらく、初回プレイでHappy Endを迎えてしまったことで、設定にもストーリーにも全然納得がいかないままゲームボリュームに釣り合わない長さのエンドロールを見せられて嫌になり、酷評レビュ―に至ったのだと思います。
しかし、ゲームとしてストーリーを綺麗にまとめるためには、ヒロインがテンプレメンヘラ女になってしまうのも、致し方ないことなのかもしれないと思いました。テンプレメンヘラ女との恋愛が色々な結末を迎えるのを楽しむ。そういう趣旨のゲームなんだから、それに怒ってもしょうがないんだ、と思いました。
エンドロールの長さも、労力を費やして作品を完成させた作者様の自由だ、と思いました。
ゲームを制作してくださり、ありがとうございます。
登場人物に感情移入できるかどうかは置いておいて
ホラーゲーム等でよくあるアイテムの有無やフラグによって
極端に結果が変わる展開を恋人同士の痴情のもつれに
置き換えたのは面白いと思います。
実のところここまで極端でないにしろ
ちょっとした精神状態や環境の違いによって人の思考や行動に
大きな影響が出るのは現実で起こっている事件を見ていると
特別不思議なことでもないと思えるので
ある意味においてはリアルな心理描写と言えるのではないでしょうか。
もっとも当事者になるのは勘弁ですが(汗)
ゲームとしては短編で難易度が低めながら
全エンド回収には少し工夫も必要と
バランスよくまとまっていると感じます。
シナリオも王道的なハッピーエンドからバッドエンド
なんでだ!と突っ込みたくなるブラックジョーク的なエンドまで
バリエーション豊富で結構楽しめました。
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