愛しくて悲しい物語。
苦労しつつもフルコンプしました。いやー、何度殺されたことか。
推理ゲームは大の苦手なのですが、選択肢が分かりやすいため、そこまで苦にはなりませんでした。
物語の内容はどシリアスなのですが、エリオットのテーマソングは何度聴いても脱力する(笑)
報われない真実
全エンディング回収させて頂きました。
どう転がっても欝展開><
一番の推しがまさかのどうあがいても絶望展開で泣きました。
通常のルート(TRUE)の各対象による分岐が秀逸だった割に、HAPPYの方がテンプレルートと言うか、代わり映えのしない展開がキツかったです。
犯行動機と言うか、衝動なんかは呪いの後押しがあったせいもあるし、気の狂いも仕方なかったのかな・・・と思いつつも、なんともやるせないですね。
特に、自分で自分の愛する者を手にかけた事実を知った瞬間、あの瞬間は胸が苦しくて辛かったです。
色々無理のある展開だったり、ご都合主義的なモノもありますが、青臭くて結構良かったし、全クリしたからこそ見えてくるモノがあったりして楽しかったです。
もし、もしも叶うならば・・・誘惑の前に事実を知るコトが出来たなら・・・と考えたりします。
高まる死への緊張感に、溢れる恋心。
ミステリ要素に惹かれてプレイ。細かなところまでしっかり作りこまれた良質ゲームでした。
乙女ゲーとは普段無縁ながら、兄ルートの後半、孤島での怪事件や殺人事件で緊張感が高まる中、
堪えきれず隠してきた思いを伝えるというシチュエーションに、グッときました。
ただ、ミステリ部分の難易度が比較的簡単で、少し物足りなかったです。
捜査手法や情報が徐々に集まってきて、事件の核心に迫る感じは非常に良かったのですが、
ある点が指摘されれば、それだけでグッと犯人に近づけるのに、誰もそれを話題にしないのが不自然というか。
実質二択問題に感じられました。
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