おとなり
おおまかに「こういったことを描きたいのだろうな」というのは感じましたが
残念ながら各エピソードが少なめだったような気がしました。
冒頭で“身売り”として働きに出されるヒロインが描かれます。
人身売買は現代日本でも問題となっており軽く扱えるような話ではないので
時代の位置づけはどうなっているのか、魔術師の世界はどういった倫理観を持っているのか、
そのあたりどのように説明されるのか期待していたのですが
そういった部分に対して詳しく語られなかったのは大変残念でした。
その他に、長く生きてきた過去や、戦闘シーンなど、前作の印象と比べると
今回は各エピソードがあっさりとしているように感じました。
もちろん必ずしも長ければいいというわけでもなく、
特にツクールなどのキャラクター操作系のゲームでは
あえてほどほどに留めるといった選択もあろうかと思います。
ただ、本作に関しましては個人的に「もう少しほしいな」と思いました。
そういったわけで、私個人が感覚的に受けた物を書かせていただきました。
「螺旋の彼方」はプレイし始めたところですので、終わりましたらまた感想を述べさせていただこうと思います。
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No.20082 - 2014-08-03 20:28:43
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