評価ですが、もう少しゲーム感から離れて正面から第三者として見れるようになることを期待します。
★ストーリー面
女が、ぽっと出の男にホイホイ付いて行くのを親等が認めるのは、現実では絶対にありえないです。
親になれば分かります。
時代背景として中世っぽい世界観。どんな状況下であっても生物学的上、長期間
男が女を連れてたら普通に妊娠します。
貴族・王族というのは基本的に畏怖の対象である場合が大多数を占めます。
鏡で「知りたく無かった」とありますが、自分的には、腐ったヤツだな。という印象です。
★システム面
カスタマイズのパラメータ上昇がメインなのに異常に手間がかかる点が酷い仕様だと思います。
★全体
良作品だと思います。
35時間位かけてクリアしましたー!
<ゲームシステム>
ゲームシステム自体は、王道のフロントビューRPGです。戦闘面でも特に難しいルールはなく、攻防ごとに溜まるオーバードライブゲージなど、RPGに慣れている人ならすぐにストレスなく遊べるシステムとなっています。また、イベントシーンの随所に製作者のこだわりが見られ、RPGツクール作品ながら「カッコイイ」演出が見られる!(その分PCのスペックが多少要求される…!)マップは必要十分な広さを確保しているという印象。広すぎず、狭すぎないという印象でした。
<ストーリー、設定、世界観>
剣とお城のファンタジーという世界観ですが、主要なキャラクターは全員人間(または人型魔物)。そのため、ファンタジーという世界観は薄れ、人間ドラマを楽しむ作品であるという印象でした。魔物、王国、暗殺集団の3勢力が拮抗しながら展開していく一連のストーリーは、長編ですが、目標をきちんと抑えていけば自然と前へとすすみ、リニアでオーソドックス。意味内容が明確な理解しやすいストーリーであり、インディーズにありがちな独自概念の渦に巻き込まれるようなこともありませんでした。
ナンバリングタイトルの二作目ということもあり、キャラクターが豊富である反面、一作目に登場した人物や事象に関してはやや説明不足と感じた面もあります。もっとも、素直に一作品目をプレイすれば解決しますが…。
<好印象>
なにより大作であり、最後までプレイできたところ!大作はそれだけで価値とリスクを生むと考えています。本作品は敵戦闘をきちんとこなし、ストーリーを進め、エンディングまでたどりつかせる一連の流れがきちんと備わっているゲームであり、大作にありがちな「挫折」のリスクを回避し、価値を維持しているように思います。
武器や魔法など、豊富な装備を駆使して戦うことになるが、バランスが悪いということもありません。システム自体をツクールで補うとしても、ゲームバランスはとても良いものだったと感じています。
文章量も相当なものであり、しかも一貫している。これを一人の頭の中で考えたのかという単純な感嘆もありますが、一貫させるために相当の努力をしたのだろうということも想像に難くないです。また、登場キャラクターの描写も、キャラごとの個性を感じられ好印象でした。各勢力がどのような事情で行動しているのかを淡々と描くのではなく、感情が感じられるセリフ描写をとおして各勢力の事情が描かれていくことで、素直に感情移入することが出来ました。
また、本作品はグラフィック・サウンドに非常に多くの素材を活用しています。そのことも個人的には好印象でした。グラフィック・サウンドが良質であれば当然ゲームとしても上質に感じられるとおもいますが、分業を実践しているゲームは(特にフリーゲームは個性の発揮が重視されることから)思った以上に少ないです。本ゲームはその点で上質に仕上がっていると思います。
<悪印象>
本ゲーム中一番ストレスとなったのは、スキルポイントによるキャラ強化のしにくさです。レベルアップのほかに本ゲームではスキルポイントの振り分けをする事によるキャラの成長システムが用意されています。概念自体はMMOなどにも採用されているものですが、本作のそれはまったく快適とはいえませんでした…。
また、個々のキャラクターに追加のスキルポイントを与えるアイテム「スキルクリスタル」の使用方法もまた、ストレスでした。通常のポーションについてはアイテム選択からキャラクター指定で使用、その後続けて使用できるのに、「スキルクリスタル」については、一個使用すると最初のメニューに戻されてしまう。なぜこんなに仕様が違うの…と。
とりあえず私は前者については、自動でEnterキーを連打する補助ツールに頼り、後者については使用すること自体をあきらめました…!(もっとも、結論から言えば、敵を倒してもスキルポイントが手に入るので、多めに敵を倒して解決です!)
<もう一声>
全体にキャラに魅力が多いゲームである分、もう一声ほしい部分もキャラに集中してしまいます。
顔グラ・ネームドのキャラクターは、ほぼ全員主要キャラクターとなっているものの、もう少し他人とのかかわりがあってもよいのではないかとも感じました。たどりついた町や村がただの宿泊・購買施設となっている印象です。RPGにありがちな「村の村長の頼みを聞く」「町長の家の夢見がちな箱入り娘に振り回される」「勇者にあこがれる男の子の夢をかなえる」のような、町や村を印象付けて象徴するようなイベントや一般キャラクターが皆無であったのは個人的にとてももったいないと思います。主要キャラ以外は記号化されてしまっているという印象でした…。
そうであれば、仲間キャラクター同士の関係性に自然と目が向いてしまうのですが、それももう一声。たしかに仲間同士の信頼関係は強い印象です。しかし、この人たち、喧嘩とかしないのか?逆に世界中歩くような旅をして、まったく特別な感情は抱かず「全キャラ相互に平等に信頼」しているのだろうか?(多少ネタバレするなら、イクフェス・ルティア・セフィルは異国の出身であり、異なる(あるいは敵対した)文化で生活していたはずなのに、ともに生活していてもまったく相手の文化に違和感を抱くことはないです。また、レア・ヴァプラ・マルファスは年齢が年齢であるはずなのに、現代人の文化に何のギャップもありません。喧嘩することもないからメンバーが理由があって別行動をすることはあっても、感情的に突然離脱するようなことはありません。) 三勢力間の感情の動きがいい意味で「クサ」く、豊かである故に、そういった点で余計に目立ってしまうこともまた、もったいないと思いました。
個性という点では、もう一点、キャラクターの役割性についてももったいない。全員、戦闘以外に役割性を感じられるイベントがない…。(たとえば、料理イベントで一番料理下手な人が率先して料理をし始めるイベント、などは王道中の王道だったりもする(もっとも料理については、本作中一部触れられている部分もあるが。)また、意外な人物が裁縫が出来たり、意外な趣味があったり、さまざまな役割性が考えられる。)
最後に、「ジャスティスッ!」は個人的にもう一度聞きたかった…!
<おわりに>
少々長いレビューとなってしまいましたが、それも長期のプレイを通じて、たくさんの魅力を感じたゆえのことであることを付言します。ゲームとして個人製作されたものとしては頭ひとつ抜きん出ていることは確かですし、ゲームとして完成度が高いからこそ、キャラクターについて等の細かい点に更なる要求をしてしまうというところもあります。
プレイヤー・製作サイド問わず一度はプレイして損はない作品です。ぜひぜひ。
総評:
とにかく時間をわすれてはまっちゃう。良作!
前作をプレイした方が、より人間関係がわかりやすいのでおすすめだけど前作をプレイしてなくても十分OK。
戦闘難易度はそれほど高くない。(一回もレベリングしてません。)
クリアまで21時間とボリューム感たっぷり!
以下ネタバレを含みます
良い点:
ストーリーが良い。三つ巴の状況や主人公の出自等、伏線の敷き方とその回収が計算されていて「そういえば、あれはどうなった?」というのがほぼない。
戦闘面、システム面は斬新ではないが、安心してプレイできる。インフレも丁度いい具合で、何よりパーティーに死にスキル、死にメンバーがないのがいい、主人公俺つええ+周りがサポート、という形が好きなら誰でもとっつける。
反対に、主人公以外のパーティーメンバーを愛で、中心に据えることも可能。
最後に向けての盛り上げ方が上手い、ラストバトルのオールスター感がすごい。秀逸だった。
セリフ回しは好みが分かれそうだが、僕には、すんなりと入ってきた。
納得がいかない点:序盤でイースレイ王がルリアプルに精神を乗っ取られる場面で、ヴァプラに隣町の探索にいかせず王自らいくのがどう考えても変、ヴァプラの方が強かろうがなんだろうが、普通王がほぼ単身で乗り込んで最強の側近が城を守るとかありえない。どんだけ人材不足やねん!!やっぱり結果、王が精神やられちゃってるし。
その後、主人公の母はその件がきっかけであっさり死んでしまうが、主人公がほぼ落ち込まず平常運転で次の冒険へ。おいおい、ポジティブすぎるだろ!母親死んでるんだぞ!!!!!
と、この2点くらいかな。
とはいえ、これは僕がこの作品めっちゃ好きで、細かい所までチェックした結果であり、どうしてもいちゃもんつけるなら、この2点という感じです。全体的にはとてもすばらしい作品でした!ありがとうございました!!!
今作も前作同様に先の読めないノリの良いストーリーが魅力的な作品で
すぐに夢中になってプレイすることができました
ただ前作竜の傭兵団のとげのある悪属性のキャラ達が好きだった人には
今作の主人公達は良い子ちゃんで物足りないかもしれません
竜の傭兵団に出てきた主要キャラ達はほぼ全員出てきますが
思わぬ立場で登場するキャラ
前作から20年の月日が流れていることでキャラ達の性格に変化がありますから
前作プレイ済みならますます楽しめるかと思います
難しいなぞ解きはないですし戦闘難易度は前作に比べて優しくなっていますから
ストーリーだけを楽しみたい人でも難しくてプレイを断念することはないのでは
最後までプレイして断言しますが良作です
竜の傭兵団の続編という事で手に取ってみたが、期待を裏切らない面白さだった。
久々に時間を忘れて熱中出来た一作。
まず、フリーゲーム作品の中では飛び抜けてクオリティが高い。
緻密なシナリオ作りと美麗なグラフィックで、
とてもアマチュア作家とは思えない完成度の作品となっている。
しかもこれを無償配布しているというのだから驚き。
正直、お金を払いたいくらい。
ゲームシステムは単純だが、その分取っつき易い。
今作でも健在のキャラカスタマイズは、キャラを育てている感覚が味わえて楽しい。
ネタバレになるため本編の内容についての言及は差し控えるが、
RPG好きなら一度はプレイするべき一作だろうとだけ言っておく。
この作者にはこれからもゲームを創り続けて欲しい。
見つけたので遊んでみました。前作もプレイ済みです。
触ってみた限りでは一先ずのベータ版って感じがすごくしました。
誤字脱字の類はそれ程意識して探さずとも何箇所か見受けられました。
そしてメニュー画面からMPポーションが使えないのは何故でしょうか?移動中にMPが回復出来ないのは辛かったです。普通のHPポーションなら使えるので多分調整ミスだと思いますが・・・。
それとメニュー画面から回復スキル(ヒーリングとか)使おうとした時、キャラクター選択欄にAPのウィンドウが残ったままで凄く邪魔でした。これも多分調整ミスだと思われますので出来れば対処お願いします。
また、戦闘中のキャラグラの下かどこかにキャラの名前入れて頂けると嬉しいです。戦闘不能になるとキャラグラが消えるので、リザレクト(戦闘不能回復アイテム)を使おうとした時に名前表記がないと誰がどれだか分からなくなることがよくありました。
戦闘に関してはザコは激弱で全体攻撃スキル一発(主に雪時雨)で沈むのでサクサク進めるのはいいんですけど、ボスが激つよなので難易度は高いと思います。
この作者さんのゲームはどれもそんな感じなんで慣れましたけど、ちょっと難易度下げても良いんじゃないのかなぁと思いマス。
自分の技量の問題かもしれませんけど、毎作詰まりポイントが出るのですが、今作はエルレアの闘技場でのウロボロス戦がヤバすぎ。
一撃でHPの七割弱を削る攻撃する敵を同時に4体相手とかキツすぎます。しかもこいつら1体本物3体ダミー構成でダミーは撃破したらすぐに復活する為、ダミー無視で本体だけを狙うしか手はありません。もうどうやっても全っ然勝てないので、HPフルの状態でもヒーリング系かける事で攻撃タイミングの僅差にHP回復出来る可能性に賭けて倒しました。
シンボルエンカウント方式で雑魚敵スルーして進められる為、レベルが低すぎるのが原因かなぁとも思いましたが、その後は詰まりませんでしたのでここはホント異常だったんだと思います。20回近くはコンテしたと思います。
あとフィールドエンカウントが無くなったのは残念。(バグじゃないですよね?)
話はまだ途中なので判断出来ませんが現時点では面白いです。
今作だけでも話の流れは分かると思いますけど、前作やってないと半分位しか楽しめないと思います。何しろほとんどのキャラが前作キャラ本人やその血縁者・関係者ですので。
前作やってると、前作キャラが活躍するのはやっぱり嬉しいですね。
ただそろそろ強さのインフレが鼻に付く感じはしてきましたかね~。キャラのさいつよ主張が多過ぎて一体誰が強いのか分からなくなってきました。
もうちょっとスッキリした方が分かりやすくていいかと思います。
何だかんだで続き楽しみにしてマス。
厳しい言い方になるんですが、前作からあまり進歩が見られないのが残念。
まずは相変わらず世界設定やストーリーに関わる諸々を
全てキャラの会話で済ませようとする、
ド素人が書いた黒歴史小説みたいな横着さ。
せっかくキャラ絵を作ったりドットキャラをちょこまかと動かして
演出面の強化を図っているのに、ここで手を抜いていては。
誤字脱字も酷すぎる上、マップの建物やオブジェクトの配置も
とりあえず置いときました感が強く手抜きスメルがプンプン。
キャラクターが本当に薄い。シリーズの中でも特に薄い。
設定ばかりが先行して、強い強いと言う割には
ゲームの中でそれ以上の実力者がバーゲンセールのように
出てきたり、無数に湧いて出る雑魚に手こずっている始末ですし、
キャラ同士の掛け合いも活気が無いので全く感情移入できません。
キャラクター1人に対して「礼儀正しい」「厳格」といったレッテルを1つだけ貼り付けるのでは勿体無いナリ。
細かい点については一々指摘するのも面倒なので~と言いたいところですが
どうもこのゲームはまだ作りかけらしいので改善が見込めると思い書く事にします。一部ごく個人的な意見も含みます。
・霧が人体にただちに影響を及ぼすと知っていながら、たける王子をすんなり同行させるのはおかしい
もう少しマシな理由付けを考えるべきです。マルさんが非常に楽天的な物事を深く考えない性格で
他人の命などどうなっても構わないマジキチキャラという設定でなければ。
・こいつら第二王子とか亡国の王女とか大層な肩書きがあるくせに
レンジャーだのジェネラル(将軍かよォォォ)とか名乗ってるのはドユコトデショ?
・ジャスティス!って口癖なの?はんぱなくダサいよ2年もしたら
枕に顔うずめて足バタバタさせたくなるくらいの黒歴史になるよ。
・レイリーク王国の斥候は化物か!?というくらい警備が凶悪。
壁の向こうまで見通すわ、背後にいても見つかるわ。
もう少しザル警備でもいいんじゃよ?
あと最初に目的地を「ここ行くんやで!」って教えてほしい。
いきなり王の寝室池とか言われても ワ カ リ マ セ ン!!
脱出するぜ!ってなっても警備に見つかったら素直に戻るの意味不明。
・ベッドで寝てるキャラの寝相がハンパない
・ルリアプルさんのドレスどうなってるのかな?右半分スカート?
・MP回復アイテムをメニュー画面でつかわせてくださいよぉ。
・Hジェネレータとか取得する奴いるわけないでしょうこんな産廃スキル。
もうちょっと、どう取得していっても最低限の快適さを保って
クリアまで行けるように取得SPや効果の設定して欲しいです。
動作もやたらとモッサリなので操作が苦痛。
SP増加アイテム使ったらいくつ増えたか表示するか、
ハナから決まった値しか増加しないよう修正したほうがいいです。
取得SP増えるスキル取るのに莫大なSPが要るのは
やめた方がいいって前も言ったけど今度も言います。YAMERUNDA!!!
このスキルの内容が全員一緒っていうのも手抜き感ぱねぇです。
・仮にも国家の物流の要である港町の警備員が
「人間だな、通っていいぞ」はないでしょう。人間なら無条件で通してるのかって話ですよ。
ていうかこの海路短すぎてちょっと橋わたせば届きそうなんですけど
わざわざ船でやりとりしてる意味あるんでしょうか。
・剣聖と天騎士とか船首から聖水たれながして魔物よけにするとか
他作品のオマージュをされるのはいいんですけど、そうと分かりやすいようにしていると
無用な謗りを受けずに済んでラブ&ピースだと思います。
プレイヤーの方へ
覚醒イベントの後に無様に負けたくなければ、イッくんの「癒しの水」は習得しておくべきです。
自己強化して殴るタイプの主人公に回復技を覚えさせる意味wwwwとか言ってると死にます。
あとイッくんの技は意外と精神力に依存するものも多いです。
完成したら多くの方の手に取ってもらえるといいですね。
でも未完成ならそうと書いたほうが親切ってものよね。
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