ありきたりなストーリーだが、他と少し違うのがあの世の案内人との関係だ
愛情とも友情とも違うような、特別な関係を築きながら物語りは進んでいく
ここらへんがすごくいい
性別を超えた絆、とでもいえばいいのだろうか
いままでの似たようなストーリーは淡白な関係が多いように感じるし、あまり濃密すぎてもまた別の作品になってしまうだろう
しかし、残念なのは後半のくだりが少し薄味になってしまっているところ、これは元恋人の存在が薄れてしまっていることが原因かもしれない
あとは主人公の環境が少し特殊で家族のことが少ししか触れられていない
大抵の人は精神的に大人になるまで親が存在しているはず
子供の頃に両親を失くした人の気持ちは解らないが、もっと親・家族のことに触れてもよかったのではないか
でも、とても素晴らしい作品だと感じた
このゲームに出会えたことに感謝
あと、文章に一つ誤りがある
子供を持ったことのない私としては「これが親を思う子の気持ちか」と自分に問えば納得できる節もあった
という文章、これは
「これが子を思う親の気持ちか」
の間違いだと思う
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No.18680 - 2014-03-30 11:17:12
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