こんにちわ、シャックといいます。
何とかクリア出来たので感想を。

成績：
・全クリ
・「万能型」「好奇心」「貪欲」「幸運」
・「クトネシリカ」「バリケイド」「バリケイド」
・アルビノ少年

捜索バランス：
序盤は安置もありますが、基本的に良し悪し丁半。
後半に行くにつれて悪い方が起こりやすい気がしてならない。
性質によるところもありそうですが、結構殺しに来るのがキツい。
セーブポイントを見つけるのも一苦労で、セーブしようと思ったら
記憶できず砕け散ったり罠だったりと結構精神削られて。
比較的安置と思っていた選択でいきなり「聞いてねぇよ！」と
叫びたくなるような謎ギミックが出てきたりと、一瞬たりとも気が抜けない。
序盤なのにとてつもないレベルの毒に侵されたり
敵と出会う度に毒に侵されたり気力削られたりとやられたい放題。
気力をマイナス100以上削られたり、物資を燃やされたり、階層戻されたり
強制移動されて詰み展開引かされたり、ギミック分からず迷って死んで。
よくもまぁここまで殺しにくるもんだと感心します。
特定階層ごとのギミックにも結構泣かされました。特にファノッサ？のところ。
ヒントを見つける頃には物資が……場所がはるか遠く……　
……ヒントの見つけ方分かっただけマシか。やり直そう……
……
こういう誰も帰ってこなかった系ダンジョンの探索を現実的に考えたら
普通こんな感じで殺意全開初見殺しばっかなんでしょうね。
やってやられてリセットしまくって結局一からやり直して。
一体どれほどの主人公が投げ捨てられ、消えていったことか。
そんなことされてると嫌でも悟るってもんです。

戦闘バランス：
戦闘も丁半の選択を押し付けられる性質がありました。
攻撃で倒すには威力の高い突撃をしないと防御力を突破できないが
相手が強力な攻撃をしてきた場合、突撃だと死ぬっていうジレンマ。
爆弾投げたりするのが次善策ですが当然回数に制限あるのでどうすんだと。
気力回復アイテムで誤魔化せる旋風や防御力もある楯攻？などもありますが
それを手に入れるために強敵と戦う必要があるというこれまたジレンマ。
戦って勝てるか、勝ったら入手できるか、入手できたらセーブできるか、と
戦いが終わってもまだまだ気が抜けない、ジレンマだらけの戦い。
逃げ続けたら不可避の戦闘でほぼ負けるのでどこかで覚悟しないといけない。
それでもまぁ、やってたらいけるもんですからちゃんとできてると思います。
装備仕様、特に体への装備を理解してたりしないとやってらんないんですけどね。
そこから戦いが始まってるんだからおっかない。

他：
・爆発した後にオブジェクトがあったセルを調べると大体もう一回発動する
・25層で見通すと白い玉が見える→どうみても黒いんですが
・13層の階段で最初の選択肢をキャンセルして改めて降りようとすると
　2連続で選択肢がでてそのまま15層にいくことが一回だけあった。
　ちなみに19層でもあった。結果的に19→21と一個飛ばした。
・25層から何もない場所での突風で24層に飛ばされると詰む。

総評：
「難易度としては高め、もしくは相当高いです。人によってはクリア不能と感じる」
作者さんのこの言葉偽りなしの作品。
これでクリアだろ→まだ続くのかよ！？が、かなり多かったです。
先の見えない戦いを続けていく辛さ、面白くもありキツくもあり。
半泣きになりながら挑戦し、痛い目を見て、死んで、覚えて、進んで。
やっとこさエンディングを見たときは「やっと終わった」と、安堵のため息が。
多分画面の中の主人公もそう思ってるんだろうな、と思いました。
主人公って何もしゃべらないんですが、それぐらいには感情移入してましたよ。
素直に驚いた。こんな形でも情が移るんだなって。勉強になりました。

ちなみに、もう一回最初からやってみろって言われたら、多分サクッとできます。
このゲームは覚えゲーであり、各々の選択の先や敵の強さから基本仕様に至るまで
あらゆる要素を正しく知ることでグッと難易度が下がるように出来ています。
覚えゲーの本質をしっかりと捉えることに成功した
非常によくできた作品だと評価できます。お見事でした。

長文失礼しました。
以上です。

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