いくつかDLした中から適当にプレイするつもりが、一気に読んでしまいました。

1時間もかからなかった気がしますが、それでも気分が落ち込んだように長い時間がたっていた気がします。
こういった気分にさせられるシナリオが好きな方は是非プレイしてみて下さい。

折角文字があるもので音声の方で軽いアドリブがあったり、脱字があったりはもったいなかった。
気付いたのは２箇所程度ですけれど。
音楽や背景の切り替えのタイミングがとても良かったです。
ノベル形式だからこそ過度の演出もなく、全体の流れとあっていて引き立ちました。


以下、一部ネタバレになります…

件の虫について事前に知っているか否かで、読了までの薄ら寒いほの暗さに多少の差異があるかもしれませんね。

私も彼のようにあらゆる生物図鑑を読んだ中で知ったものです。
蜘蛛にも似たような種類が居ますが、とにかく可愛いといった類のものではなく、彼にはいったいどういう経緯でこの虫に傾倒していったのか、そのあたりも掘り下げてあればより薄気味悪くなったかもしれません。
知らない人にはあまりオススメできる虫ではありません。検索するくらいなら、蓮コラという言葉を知っている人ならそのように想像していて下さい。どっちもどっちですが。

謎が謎のままというのは嫌いではない方ですが、とにかく気味の悪い組織ですね。
しかし、もっとヤバイ組織感のある演出が欲しかったです。

うちでも猫を飼っているので、結構怖い話です。
読んでいて不安でお腹が張った感じになりました。

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暗くて悲しくて救いがない話
姉妹は幸せになってほしかったのだが全体の闇の被害者になってしまって悲しかった

最後は■■の正体が完全に明かされるのかと思っていたので全く予想外の方向にも闇があって驚いた
暗い話がさらに漆黒になって終わった印象
文章が上手で読みやすく面白かった

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オープニングからしてとにかく暗い、ひたすら暗いという印象が残りました。
主人公の不気味さに、これでもかという位救いが見当たらない内容……褒め言葉としての意味で、よくもまあこのような作品を作られたものですね。

でも、あえて謎を残すために色々とぼかしてあるとありますが、ちょっとぼかし過ぎなんじゃないでしょうか（笑）

個人的に、もう少し説明が欲しいと思いました。
ボイス部分ももう少しテンポよくして頂きたかったです。

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ＯＰ曲と、カットインされる映像が絶妙で、一気に惹きこまれる。

ボイスはダルそうに話すのと、雑音が入ったような音が少し気になったが、
無いよりも、あって正解だと思う。やっぱり、臨場感が違うね。

システムはノベルとしては少し不親切。特にオートが無いのが残念だ。
また、ボイスや音が入っている間、待たなきゃいけないのでテンポも悪い。

物語は全部読んで面白かったか？と聞かれると、なんと言えば良いのか…。
とにかく暗くて、狂っていて、救いも無い。

とにかく気持ち悪かった。いや、けなしている訳じゃないんだ。
そういう話だった、というだけ。

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第二章の内容はどう本筋とからんできているのか正直分からなかった…。他の方には分かっているのでしょうか…？読み込み不足でしょうか。
あとそんな伏線あったかな…ってところがラストの部分。やっぱり読み込み不足でしょうか…。
それから不満だった点としてはキャラボイスを飛ばせないこと。
ボイス無し・有り選択できるか飛ばすことができたらありがたかったかな。みなさんお上手だったので不快感はなかったのですが。
なんだかんだいってもやっぱり面白かったです。


またこういう不気味＆ホラーな作品を期待してます。

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オープニングから独特でした。ボイスがついててドキドキしながらやりました。こういう雰囲気のゲーム好きなので良かったです！！

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四幕からなる中篇程の長さのノベルゲームでした。

不気味なＯＰムービーや背景画像、音楽の使い方がとても上手で、全幕に渡る不気味な雰囲気がたまらなく良かったです。

内容もとにかく暗いのですが、小説といったほど個人個人の内面までを深く掘り下げているという感じではなく、会話文も多めなので硬すぎず、ノベルゲームとしては丁度良い感じ。
難しい漢字が多かったのですが、内容的にはそういった漢字が多々あるのも雰囲気を出すのに良いのではないかと思います。（暗澹とか、初めて見ましたよ。）
主要キャラクターの会話文にはボイスサウンドがついており、好みは別れるんでしょうが、誰が話しているのかというのがハッキリと分かって良かったです。
問題となる人物■■の名がノイズでぼかされる演出も、不気味な雰囲気を助長しているように思います。

作者様サイトにてミステリー、不思議というジャンルを上げているように作中には多くの謎があり、読んでいて飽きません。続きが気になってどんどん読める感じ。
ただ、明確に何が何だったのかという記述がないものもあるので、全てが作中で明かされないのが嫌な人はエンディングを迎えて物足りなさを感じるかもしれません。
個人的には、謎が謎のままであるからこそ面白いんだと思いますけど。

欲を言うのなら、もう少し個々についての内面的な言及があっても良かったのではないかと思います。表面的、というか外面的な行動・言動が不気味であっただけに、その分内面についてももう少し触れて欲しかったです。そしたらもっとドロドロ・ゴテゴテな感じを強められたのでは。もしくは全く内面を明かさないとか。
■■については、主要人物にもかかわらずボイスもなく、名も明かされずと、謎に包まれている感じが良いのですが、■■視点のシーンが少しだけあるのです。必要なシーンだったようなので省けないでしょうし、それならやはりもう少し深めてもよかったように思います。■■のキャラクター性が薄くなってしまっている感じがしました。

それからボイスサウンドについてですが、録音環境が違うのか、それぞれ音質の良いものと悪いものがありました。自分はたいして気になりませんでしたが、気になっちゃう人もいるのかもしれません。

好みの分かれる内容なんでしょうが、個人的には物凄く好きなタイプのノベルゲームでした。怪奇・ミステリーが好きな方には良いと思います。

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