楽しいオフ会が興味心でサスペンス展開、短編会話ノベルに該当。
「某オフ会メンバーが廃墟ビルに侵入して恐怖するホラー劇」というべきストーリー設定だが、ホラーとしての恐怖感がある訳でもなく、各主要キャラの会話のやり取りに面白みを感じるものでもなく、といった印象。
システム周りに関しても「ゲーム起動後のオープニング文章が飛ばせない」「選択肢中のセーブができない」「シーンが切り替わる度にタイトル画面に戻るか否かの選択が毎回発生して煩わしい事この上ない」と不便な面が目立つ。
さらには、「何事もなく選択肢を選んでいたら終盤近くで強制バッドEND確定だった」という地味に細かいフラグ立てのせいで無駄に繰り返しプレイを強要され、頑張ってたどり着いたエンディングのどれもが純粋に味気ないものばかりという有様。
キャラ絵の類は決して質が悪い程ではないものの棒立ち気味でリアクションパターンが少なく、実写メインの背景絵との違和感も多く覚えてしまう次第。
う~ん、ストーリー設定は奇抜そうなのだが「オフ会メンバーの面々に魅力を感じない」「ホラーなのに怖がらせる気配もない」と、お互いの要素がほとんどかみ合っておらず、失礼ながら何を楽しめばいいのかが理解できなかった。
ストーリー最初にて店で3つの商品からどれか1つを購入(選択)できるイベントがあるが、値段的にも重量的にも余裕でまとめ買いできるものばかりで、「この程度の商品位全部買っとけよ」と突っ込みたくなる。 (正しい商品を買わないとトゥルーENDに進めない) (Vol.303)
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No.1310 - 2012-05-29 05:08:42
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