お江戸ですが探偵でい、短編会話ノベルに該当。
しょっぱなから外来語を含んだ会話が話され、その後も江戸時代舞台を思いっきり無視したハイテク設定が当たり前の如く登場するあたり、「時代考証、なにそれおいしいの?」状態のギャグっ気の強い推理時代劇となっている模様。
ちょこちょこと動く可愛らしいデフォルメ絵をバックに各主要人物のやけにゆるい会話のやり取りが独特のまったり感を醸し出している反面、ちゃんと推理ものらしく人物達の心理描写は的確に描かれており、話の本質としては紛れもなく真面目である。
推理パートでは軽い選択肢が出るだけに留まり推理をミスしても直前でセーブできるのでやり直しは効き、とんちんかんな選択をして主人公のボケボケっぷりを拝める楽しみもある。
殺人事件の推理劇な割には殺伐さが極めて少なく、それでいてギャグに頼らずに真っ当な路線で推理を行う正当的な意味面を持っているのが独特のゆるかっこよさを持っている作品。
なんか時代劇にあってはならぬ万能店屋で語られた時代考証解釈が酷すぎて吹き、エンディングの某金さんに対する皮肉な突っ込みにも吹き、色々とおかしいはずなのになんかギャグセンスが素敵だなと感じる次第。 (Vol.272)
エセ時代劇の看板に偽り梨の時代考証は
細かいことは(ryなアドベンチャーゲーム。
オススメのポイントは動く! アドベンチャーゲームなのに
3頭身キャラがぴこぴこと画面上を動く!
さらにはゆるくて時代背景無視ながら、ところどころに
時代背景の用語説明があるのがいい意味でツボにはまります。
推理部分はコマンド総当りを覚悟すればいつかは解けるので
程よい難易度かと。私はちなみに3人目で真犯人を当てました。
殺人事件を扱ってるだけあって動機や容疑者・被害者の
人間関係は結構ディープ。決してゆるくて軽いノリで
事件が起きているわけではありません。
私個人にとっては、日常パートはともかく探偵パートを
ギャグで流されるのは好きじゃないので、この方が嬉しいですね。
あと、気になる点はBGMの音量が大きすぎてびっくりしてしまうこと。
これは私だけの環境かもしれませんが、ソフトで少な目の音量にしつつ
ウィンドウズ側で少なめにしてようやく。
他のソフトや動画の音量が聞こえなくなるぐらいに小さくなって
このゲームの音量が気にならなくなるといった感じでした。
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