※ネタバレ要素を含みます
死神道化の個性派キャラ、伊達ノリオが主人公のシリーズ続編で
前作同様の軽いノリかと思いきやまさかの感動作でした。
前作よりもテンポが良くなり演出も強化されて
ゲームとしての完成度が上がっており
謎解き・アクション共により楽しめるように
なっていると感じました。
ストーリーはキャラクターの把握や前作の謎に
踏み込んだ内容も出てくる事から
前作プレイは必須といえますが
ノリオのキャラから想像する以上に
シリアスで少し泣ける展開が面白かったです。
短編ですが終了後の満足感が高い良作だと思います。
デス道化師のストーキング再び、短編謎解き脱出ゲームに該当。
前作と比べると謎解き難易度とプレイボリュームが減少し、クリアまでの道のりが幾分か短くなっており、良くいえば謎解きの敷地が下がり、悪くいえば物足りなさを覚えてしまう内容だと思われる。
前作ではいまいち怖くなかった恐怖演出は結構向上しており、「周囲が暗くて視界が限られる密室にやつが唐突に現れる」様はなかなかショッキングだった。 (とはいえ、先に進むとやっぱり慣れてくるが)
いまいちストーリーの趣旨が見えてこなかった前作から一転して、本作ではその辺がそれ相当に描写されてはいるものの、最後の展開はあんまりホラーのノリではなかった様な気もする。 (別の意味で狂気的ではあるが)
難易度的には万人向けにはなったが、その分お手軽に謎が解けすぎてしまい前作程の達成感が薄らいでしまった感は否めないところ。
しかしまぁ、最後の黒幕の下衆っぷりはある意味死神道化よりもよほど怪物らしいと思ってしまい、一見すると痛い主人公がマジで重い過去を持っていたのが悲しくそしてかっこよく見える謎。 (Vol.254)
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