5分で不思議な恐怖体験ができます
とりあえず、子供はプレイしないでください。推奨年齢が何故か全年齢になっていますが、このゲームにはショッキングすぎる要素が含まれています。心臓の弱い方等もプレイは避けてください。
こういう描写があること自体がネタバレになってしまいますが、ゲーム紹介文にこれが明記されていないのは「非常に危険すぎる」ぐらい、演出が素晴らしいです。
このゲームは「図を塗りつぶして楽しみましょう」なんて安直なものではありません。
ストーリーの詳しい説明は作中では行われませんが、やんわりと考察ができる程度の情報はあります。
自分は一体どうなってしまうのか。最後にはどのような演出が待ち構えているのか。
それを想像しながらプレイしてみてください。
プレイは5分程度で終わります。
たった5分で、プレイヤーの精神に重大なダメージを与えるとんでもない怪作です。
作者はKanogutiさんです(強調)
Kanogutiさんの作品はじわじわと冷や汗のような恐怖感の演出がうますぎます。
この作品もじわじわと憂鬱な気分になります。
ゲームと言うか作品ですね。
じわ怖がお好きならどうぞ。俺はとっても好きです。
精神崩壊の塗りつぶし
塗り絵の皮を被った狂気、表面上は塗り絵ゲームらしいが実は…。
一見では「漢字にルビがふられ、わかりやすさを強調したグラフィック使いの幼児向けの塗り絵ゲーム」であり、クリアするのは極めて簡単(というかほぼオートクリア進行)でそういう意味ではあながち間違ってはいないのだが…。
しかし、ステージを進める毎に精神的ブラクラを彷彿とさせる気持ち悪い演出が発生し、明らかに子供に見せていい様な作風ではないと思われるので注意かもしれない。
まぁ、「意図的に幼児向けに見せかけた映像ドラッグ的な創作物」というべき内容であり、間違って子供がプレイしてトラウマにならないかが心配な次第。
あの製作者がストレートな幼児向けゲームなんて作るはすがないとは思ってはいたが、実際にその通りだったのが何ともいえない気分になる…。 (Vol.236)
- 1