良作
少し文字が読みづらい部分があるが、
バトル物のラノベが好きなら、
プレイして損はない作品である。
脇役から何かになりたかった話
漫画のように非日常な物語に何としても介入しようと必死こくオタク男の話。文章も読みやすくわかりやすいです。以下ネタバレ感想
お約束ネタへのツッコミにクスッとします。前髪で目が隠れてる〜とか、記憶消去に何としてもあらがうところとか。物語的に小さくまとまっているのは、主人公の限界がシナリオを作るというメタ的な側面でもキャラ性からもうかがえるような気がします。ゲームオーバーエンド以外に二つ良いエンドがあり、そのどちらもテーマから外れていない良いエンドでありながら少しだけ切なくなるのがいい余韻を残してくれる。二週目エンドの方が個人的に好きですね。最後の絵も可愛いです。というか表情が豊かでこの絵好きです。
漫画のような体験をしたいという共感しやすいそれを軌道をそらさず綺麗にまとめた作品でした。
ベタな展開で何が悪い
タイトルを見て「普通の男子が無理やり主人公やらされる話かな?」と思ったのですが、予想を斜め上をいきましたw
ベタな展開を予想して戦闘能力も特別な力もない主人公があーだこーだして乗り越えていくのが面白かったです!
確かにこういう展開、ヒロイン、悪役など、バトルものではあるあるですよね……w
色んなアニメやマンガ、ラノベを読んでる人はニヤニヤしながら読めると思います!
個人的に好きなのがヒロインの六角です。
まさにバトルもののヒロイン! という感じで、見た目や口調、設定などもベタベタです。そこが良い。
遊園地デートなんてまさにベタ中のベタなのですが、そこがまた良い……。
最初はまーこういうヒロイン多いよね。うん。 くらいにしか思わなかったのですが、もう一つのENDでまんまと萌えました。萌えます。かなり。
一周目でいけるENDもタイトルどおりで嫌いじゃないのですが、もう一つのENDは主人公にも六角にも感情移入してしまいました。
ネームテイカーをプレイしたときも思いましたが、ギャグと見せかけてEDが少しせつないのが良いですね……。
王道バトル系のマンガ・アニメが好きでよく見る人にお勧めしたいです!
おもしろかったです
ベタな展開に詳しい普通の男、脇山さんが、その知識を活かしてどうにか主人公になろうとするノベルです。プレイ時間は2時間程度でした。
色々なベタ展開が出てくるので、「あるある!」と思ったり、「そっちの方か!」と思ったりして、楽しく読めました。
脇山は主人公になるために行動しているわけですが、そればかりではなく、ちょくちょく優しい所もあるのが好印象でした。気持ちよく読んでいけました。
~~以下、ネタバレあり~~
特に印象に残ったのは、終盤の、脇山が自分は主人公にはなれないと思いながら渦に飲み込まれるシーンです。これもよくあるシーンではあるのですが、この作品は本当に主人公ではない(というよりは本来の主人公を捻じ曲げている)ので、独自性も感じてグッときました。
発想も内容も面白い、良いゲームでした。特にバトルライトノベル好きな方は楽しめるかと思います。
それでは、そろそろお暇します。ありがとうございました。
がっかり亭?いいえ、そんなことあるまい。むしろ…
かなり良作といえよう!
このゲームの元になった発想が好いのはさておき、六角や雑太の思考や心情・感情がよく表現されていていいと思いました。
…表題に関して戯れました。すいません。
システム面がちょっと……でも面白い!
描きたいことが色々あるんですが、キリがないので省きます。
この作品はとても面白いです!
ただ一つ注意点が。
この作品はシナリオの構成上、二周プレイすることが絶対となっているんですが、
「一周目をクリアしたときにセーブしたデータ」がないと二周目に入れません。
一周目、トゥルーエンドを見たら必ずセーブしてください。クリアしたらセーブ画面が出ますので。
セーブしたらそのデータの名前が「一周目クリア」となります。そのデータをロードして二周目に入れます。
私はこのことに気付かず二周目に入れず、ぐるぐるすることになりました……。
システムが少し不親切なことを除いたらいいゲームです。
面白い!!
もっとギャグかと思ったんですが,いやギャグなんですけど,普通にバトルマンガでも行けそうな感じで設定がしっかりしてるし,その気になれば,たぎったり,萌えたり,感動したりもできる面白いノベルでした。
まぁ主人公はオタクにしてはちょっと身体能力と勇気があり過ぎですが…それもベタで良いですね。
ラストは,最後の最後まで語られるわけではないのですが,それがまた妄想の枠を残していて良いです。
ヒロインは絵で見るだけより遥かに萌えます!
燃えてベタオタリスト
主人公でいたいが故に危険にあえて踏み込む漢のあり得ない日常物語(ヒロインとイチャ2絡みも込みで)、短編ノベルに該当。
おたく属性で何の不思議な能力も持たない主人公男子が、突然に非現実な世界へと遭遇し、それらに対して様々な突っ込みを入れつつも「俺達の戦いは(略)」的な展開を迎える内容といったところ…なのか?
バトルものの二次元創作にありがちなお約束を多く交えながら、「ベタ」という概念を面白おかしく描いている様がなかなかいい発想していると思う。
その反面、主人公が単なるベタ評論家の側面が強い故にぶっとんだレベルのおたくの一面がオミットされ、純粋にストーリー面で見れば古典的打ち切りな中途完結で幕を閉じてしまうので、そういう意味では物足りなさがある。 (打ち切りに関してはギャグの一環だと思われるが)
キャラ絵は美麗とまではいかなくとも親しみのある絵柄ではあるが、絵のバリエーションがあまり多くなく熱い文章表現と比べると寂しい印象。
本作はそのベッタベタな中二的展開にひたすら突っ込む主人公の様に面白さを見出せるか否かで評価が大きく変わる作品だと思われる。
ちなみに、私は製作者の小説版は今のところ触れていないので、もしそれと併読するならば現感想に相違が出るかもしれない。 (Vol.89)
(無題)
物語の先の展開がわかる主人公が、主役になる為に奔走する話。この手の話では、小説本の中に吸い込まれたり、歴史タイムスリップものだったり、予言能力を持っているといったものが多いです。しかしこのゲームは、どこにも行かず、何の能力も無く、ただのオタクであるだけの男が、お決まりのネタ知識を駆使していきます。その過程が面白いなと思いました。
(無題)
お決まりをうまく使って主人公になるっていうのは
オタクの自分もなんか共感できて面白かった
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