学校の宿題が要因でバトルの連続になろうとは思わなんだ、ストーリー重視の縦視線アクションゲームに該当
日記を付けるネタ探しの目的で謎の山を探索する弟とそれに動向する姉貴が遭遇する、壮大なるファンタジーロマンのようなものなのかは断定できないが、多分それでOKか?
最初の頃はまったりとぬる~いノリで話が進むが、後半あたりから急激に重い展開となり、ギャグともシリアスともいえる不思議なストーリーとなっている模様。
ストーリー重視という事でイベントが多めに発生するが、主人公二人と主要キャラとの会話のやり取りがなかなか面白く、その緊張感があるんだかないんだかの独特の雰囲気がいい味を出しているかと。
しかし、話の流れがややご都合的でそれに付き合わされている感が強く、各イベントのやけに説明口調臭い会話も結構気になる次第である。 (ラスボスイベントの妙にくどい説明会話など)
アクション戦闘は敵を倒してレベルを上げたり、装備品で主人公の性能を変化できたりするRPGライク方式を採用し、場面によっては謎解き的な関門もあり、「ただ敵を倒すだけではなく、適度に頭脳戦を必要とする戦略性」も兼ね備えた内容となっている。
プレイ難易度が複数用意され、ミスしても即コンティニューが可能でわざわざイベントを見直さなければならない手間が省ける配慮がなされているのも嬉しい限り。
ツクール独特のカクカク移動の操作性と攻撃方向調整の小回りが利きにくいせいで、(主にボス戦において)まともに攻撃を当てる事がし辛く、その結果無理に敵攻撃を避けるよりも装備任せのごり押しで挑んだ方が効率が良い場面が多いように思える。 (特にラスボス戦)
画面が切り替わる度に雑魚が復活する仕様も相まって一部MAPにおける前場所の後戻りが面倒なのと、装備品の種類が過剰気味で段々とアイテム欄の管理が煩わしくなってくるのも不便に感じる次第である。
アクション面としてのゲームバランスは決して良好とはいえないが、何気に見所の多いストーリー面はなかなか優秀であり、そういう意味ではプレイして損はない作品だと思われる。
割とまともなツッコミ役な弟に対して、姉貴のおっとりでうざさを感じさせない電波具合が可愛い、というか萌える。 (Vol.98)
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