「宇宙科学・SF」がメインテーマとなったミステリーアドベンチャー。重要な会話の一部分を「共感」と「疑い」の二つのタイプで使い分けながら指摘して真相を解き明かすというシステムはなかなか斬新だと思う。ストーリーは一見オカルトチックながら純粋なミステリーとして確立されており、とても重厚。また「真実を知ることに対する迷いや葛藤」や「違った意見・価値観を持つ者同士の向き合い方」も随所に取り入れられており、厳しくも重い現実的な命題もストーリーの要となっている。最終版はターゲットを追い込む指摘をするが、その追い込むタイミングを見極めるのがなかなか難しくリセットすることも何度もあった。全体的に素晴らしい名作だと評価できる
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No.69968 - 2025-01-17 00:41:59
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