魔王は不在だが巨城に待つ邪悪（?）な炎包の魔女（??）はいる、短編RPGに該当。

一応は「行方不明の勇者を主人公一味が探す」というストーリー設定だが、ゲームタイトルが示す通り非常に素朴なノリでイベント率が少なく、主要キャラのやり取りもかなり控えめであり、あまりストーリーを楽しむ内容ではない様だ。
大方はギャグ寄りなゆるい雰囲気な割に、ゲーム後半で発生するサブクエストのホラーダンジョンの存在がやけに浮いており、「何故これを入れた?」と思ってしまう。 （特にストーリー本編に絡むイベントではないので尚更）

戦闘に関しては、最初のうちはややゆるめな難易度であるものの、ゲーム中盤あたりから金が入りまくる上にバランス崩壊級の装備や技などが入手できるので、先に進む程簡単になる模様。 （但し、ラスボス戦は異様に強い）
エンカウント率がやけに高いもののダンジョン構造はわかりやすく、さほど迷う事もなく順調に攻略できると思われ、ダンジョンの数も数える程しかない為、良くも悪くもあっさりと先に進めると思われる。
短編な割に装備品の種類が多めだが、一部の装備品が強力無比な故に、単に無駄に多いだけで管理がめんどくさいだけのような気がしてならないところ。

特に酷い出来でもなく、これといって凄いという出来でもなく、まさに「素朴一筋」といった完成度であり、とりあえずは無難には遊べる作品だと思われる。
よく考えたらあの勇者は今流行の「男のむす（略）」ってやつなのかと突っ込んでしまい、ホラーイベントは場違いな本作内ではなく、むしろ単発作品で製作すべきと思ってしまう次第。 (Vol.150)

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まず最初の女王の丁寧な会話文でこの作品が勢いだけで作られたよくある奇抜なだけの手抜きゲーではないことが推測出来ました。その後もなかなか会話が凝っていて、あとで作者の主なジャンルはノベルゲーであることがわかって納得。
主人公が一兵士で、「！！」とかのリアクションがシュールです。
エンカウントはひどいですが、戦闘バランスはいいほうです。しかし主人公の全体攻撃と魔法使いの全体魔法で片がついてしまうのはちとパターン化。コスメ原材料のマップでお金がインフレするのも何だか空しかったです。
王道ＲＰＧがベースになっていながらも、世界観が風変わりなのも新鮮でした。
問題はアドベンチャー部分。ここはゲームから浮いてしまってて、ただ単に作者のホラーゲーを作ってみたかったって意図が見え見えです。主人公たちのリアクションがまったくなくなるので違和感があります。しかし見方によってはリアリティを付随して作品に深みを増す、という効果もあります。もしそうであれば、主人公たちが陰惨な場面でいちいち筆記で会話をすれば面白かったですね。ここは改善余地があると思います。
何にしても作者さんはノベルゲーだけではなくＲＰＧの才能もあると思いますよ。個人的に要注目となりました。次回作に期待です。

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↓の方が書いてるように、ちょっとした時間にやると楽しいですね。
最初は普通のＲＰＧかと思いましたが、ラストはギャグ系でした。

たまに敵の名前や装備品に面白いネーミングがしてあります。
勇者の黒歴史だな…あれは

で、短編なのでテンポ重視なのかもしれませんが、たまにある会話イベントがちょっと唐突な時がありました。
キャラの意外な性格付けは面白いのですが、
数少ない会話イベントに「キャラ自身の説明」「何が起こった、何をした」を全部盛り込んでいるので
パーティーの会話においていかれそうになりました。(西の森と館脱出後)
もう少し短い会話も増やして、少しずつキャラの特徴を理解させてもらえるといいかと思います。
僧侶が○○○苦手とか、後で笑ったのですが、会話中は急にガラが悪くなってﾎﾟｶｰﾝでした(笑)

まぁ細かい指摘ではありますが、短編ＲＰＧとしてはとても面白かったです。
宝箱だけあさればいい、装備が手に入れば雑魚も簡単、主人公はスキル使い放題、
なのでさくさく進みます。
やりこみたい人は装備集めとかいいですね、色々あるので。
最後に、スタッフロールのパーシバル可愛すぎだと思う！

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ゆるい雰囲気のユニークなゲームですね。ええ。
短編ですからちょっと時間があいた時とかにいいんじゃないですかね。
ただマップがやや狭い代わりに　ものすごい鬼エンカウントなので
そこはある程度覚悟しとかないと若干ストレスになるかもです。
これといって特筆するような事はないんですけど
普通に面白かったので、それだけ書いときたいですね。

かつあげ　という敵キャラクターを倒したときの
報酬がめちゃくちゃ少ないのが　ちょっとニヤっとしました。

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