赤青白黒の救世主
エレガンチックにとんとん進行、短編RPGに該当。
主人公の王女様が他の王子様達などを仲間にし、潜在的な力にて悪の存在と決戦を挑むといったべたべたな勧善懲悪ものエピソードである模様。
本作を好意的に解釈すれば、複雑なシステムが皆無であり、少々エンカウント率が高いものの手短ダンジョンでさくさく進め、イベント展開もわかりやすく、ごく無難な作りといった印象。
否定的解釈だと、あまりにも淡々とイベントが進む為に濃厚味に欠け、やり込み要素らしき存在が少なく、さほど盛り上がらないままにゲームが終えてしまう物足りなさといった部分が目立ち、エレガントさを強調している割には大分地味に思える。
王女様の猫装備で外見までコスプレする演出がなんか可愛いのと、魔女部下姉の見事なまでのツンデレっぷりになんか萌えたのと、王女様と黒薔薇様の存在感が強すぎて王子2人が空気気味なのがなんか悲しいというか。
RPGとしては最低限の作り込みはされている反面、それ以上のものは期待できないであろう、清々しいまでにカジュアルに作られた作品といったところか。
すでに公開されている本編の外伝作にあたるらしいが、びっくりする位にそれとの関連性が薄く、別物といえる程に雰囲気も変わりすぎていて何故外伝として製作したのかが謎だ。 (Vol.51)
さっくり遊べて、面白かったです。
2時間半くらいでクリアできました。
非常にシンプルで、音楽が昔っぽくて気に入りました。
わざわざレベル上げも必要ないと思います。
RPG初心者でも、戦闘がいまいち苦手な方でも、一本道なので迷う事なく順調に進めることが出来ます。
でも簡単過ぎるということでもないので、玄人さんも息抜きなんかに丁度いいかなと思いました。
何だか偉そうに紹介してしまいましたが;;
とても楽しめました。制作者さん、ありがとう。
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