ジャッカラー
aaaaa
この作品のポイントは、
性別の無い(※正しくは「性別を持たずして生まれてしまった」)主人公の存在だろう。
あの「ウテナ」を超絶ギュッとまとめたようなデジャヴ感があった。
ただ、通常は男女ドロドロのヘルってる展開になるところだが、
この作品は「性別の無い」というフィクション(ワンクッション置いた展開)が加わっている為、
友情と恋愛とそれらの混じる最大の山場に僕らも気軽に(失礼)この修羅場に参加できた。
3人はお互い真剣で、その感情をぶつけ合う。
フィクションなのにその真実度は群を抜いている。これは見事。
しかし僕には他人事。
安全な位置から他人のイザコザを覗き見る一種の快感を感じ、
共に3人の落としどころを模索する。
さらにこれらの物語を彩るスチル(一枚絵)
特徴的なのはその艶やかな口元だろう。
目元以上に口元が感情を表現している。
様々な要素が混ざり、我々をこの物語に引き込んでいく。
その後3人は、どう進んでいくのか・・・
おっとネタバレになるところだった。
望む楽園など無いのかもしれない。
だが、その生き様こそ美しい。
これは推せます!
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No.67940 - 2024-03-10 23:13:46
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