いやいやながらカラス退治を押しつけられた若者ジョニー。
一癖も二癖もある仲間を率いて、三癖も四癖もあるカラスや村人に立ち向かえ!
ライブ・ア・ライブの3編分くらいを一度に詰め込んだようなボリュームがあります。
交渉か強奪かの選択肢や、ダンジョン探索の寄り道なども豊富。
ところどころに表れる邦子節も相まって、カラス以前に問題だらけの村の中で
気兼ねなく好き放題やれるノリを楽しめます。
パーティは金で結ばれつつも、和気あいあいな雰囲気が楽しく
特定の仲間を雇っていることで会話が増えたりイベントが進んだりするため
とりあえず使わなさそうなキャラでも雇っておくと役に立つことがあります。
隠しボスを倒せば大量のお金とデバッグアイテムが手に入るため
どうしても仲間を全員揃えたいという人にもやさしい作りになっています。
戦闘では、ただステータスの高い仲間を揃えればOKというわけでもなく
攻撃されるたびにストレスが蓄積し、一定以上たまると心労の状態異常が襲い来るため
それらにも気を配らなければならない、マネジメントRPGという視点が新鮮でした。
臨時報酬を払い、ストレスを下げたり戦意を高揚させたりと舵取りが面白かったです。
スキルは仲間ごとのほか、武器ごとの固有スキルを利用するという戦略性があり
ボス戦では属性特攻スキルのある武器に持ち替えて挑むと楽に倒せたりもします。
マイクを装備させれば、キャラごとにセリフや効果が変わるという小ネタも存在し
中には恐ろしい歌を披露してくれるなど、オンチ判定器としても機能したり。
個人的に好きなのは失敗料理のやり取りがコミカルで、しかも妙に強いところです。
イベントについて、たどったルートや経過日数で変わるため周回のやりごたえもあり
次章への伏線めいた謎の声もなんだかフランクな感じで、全体的に気軽に遊べます。
特に竹林の盗賊団のような、言葉だけでなく画面で攻めてくるギャグが好きです。
増殖する酒まんじゅうの存在感の一方で、余った分を売れば小銭稼ぎに便利だったり
報酬タイムではそれぞれが異なる動きを見せたり、細かなユーモアが楽しかったです。
とりあえずタイトル画面のキャラは一人を除いて仲間にできました。
ルイスとティーガーが二者択一のようなので、一度に全員加入は無理として
残り一人は制御キー関連だろうか? というところで感想かきかきします。
1日目にしてぶっ壊れ隠しボスっぽい敵を倒してデバッグアイテムを手に入れてしまったのでもう書いても良いだろ。と言う訳で感想。
非常に面白い。休みを潰してしまった。
一見西部編を連想させるような設定だがゲームとしては全くの別物。
向こうは罠を仕掛けて敵の数を減らしていくシステムだったけど、こっちは仲間を集めて数で押してくゲーム。
チャイルズクエストみたいな要素もあって、ストレスが溜まるとガチで所持金盗んでパーティ抜ける(ロスト)するので
がめついプレイヤーはもう少し優しくしてあげれば良かったなあと思いつつロードする(笑)。
仲間にする、レベルを上げる、回復する、全てにおいて金が必要なのでゲームに慣れるまで何度もやり直す事になると思う。
LV上限3、仲間に金が必要、経験値の概念が無い所は本当に素晴らしい。
仲間が多すぎてパーティ管理が大変になる他ゲームでありがちな部分をお金がかかる事で仲間の厳選に成功してるし、
どうあがいてもLV3までなのでお金ケチってもソロじゃ無理で操作の効く仲間が必然になってくる部分、
経験値が無いので戦闘終了時に仲間死んで経験値入らずイライラ、なんて事も無い。
作者かなりRPG作り慣れてる人だと思う。
いやー本当に素晴らしいです。文句ないです。満点です。生きてて良かった
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