良作だと思います
20時間くらいでクリア後ダンジョンまで終わりました。
顔グラがMZのジェネレーター製(いわゆるデフォ絵)で敬遠する人もいるかと思いますが、ゲームとしては結構おもしろかったです。
個人的に気になるところはいくつかありましたが、全体的にとても丁寧に作られていて、良作だと思います。
以下、いろいろと書き連ねていきます。
■ストーリー(ちょっとだけネタバレ注意)
説明文を読むと学園モノっぽく見えますが、全然そんなことはなかったですね。
入学~卒業まではチュートリアルに過ぎない感じです。ちゃんと冒険してます。
ちょっとだけ会話が淡々としている感はありましたが、全体を通してのストーリーは良かったです。
特に終盤の飛行艇や鉄巨人みたいなのが個人的にはアツかったので、もう少し早い段階で活躍してくれても良かったかなと。
個人的にはもうちょっとキャラ同士の絡みと掘り下げ(最終決戦の直前の会話みたいなやつ)がほしかったです。
■バトル関連
キャラごとに得意武器/得意魔法が分かれていて、スキル習得と消費MPに影響します。
武器/魔法も種類ごとにそれぞれ特色があり、組み合わせ次第でいろんな戦術を試せます。
戦闘中/移動中の前衛⇔後衛の入れ替えは自由なので戦闘自体の難易度はそれほど高くはありません。
でも、ボス戦では回復と補助を意識しないとなかなか大変でした。
■マップ関連
マップ上の星集めのシステムは斬新でした。
最初はマップ上にカラフルな星が並んでて違和感がすごかったのですが、慣れました。
集めた数に応じてもらえる装備がそこそこ優秀で、とても重宝しました。
このゲームはシンボルエンカウント方式ですが、ここも工夫を感じられました。
敵シンボルの種類ごとに動きが変わっていたりギミックがあったりと個性的でした。
■経験値とSPの話
ちなみにPTシステムはちょっとだけ癖があって
・PTメンバー全員に経験値とSP(スキル習得で消費するポイント)が入る
・戦闘終了時の前衛メンバー4人にSPが多く入る
基本はこんな感じで、途中までは最大11人くらいで入れ替えながらわちゃわちゃ冒険する感じです。
しかし、終盤に仲間が15人になった後は、PTメンバー8人を選んで冒険するようになります。
選ばなかった控えの7人には経験値もSPも入らなくなるので注意です(仕組み的に仕方ないのかもしれませんが)
■敵から入手できるアイテムについて
「盗む」で手に入るアイテムとドロップアイテムは別物みたいですが、
少なくともラストダンジョン手前までは盗む/ドロップ固有の装備品はないと思います(8割くらい試した上での所感)
回復アイテム/復活アイテムは敵からしか手に入らないものはありますが、魔法でなんとかなるので、そこまで重要ではない感じです。
レアアイテムの取りこぼしが気になる人はいると思うので、READMEその他で説明か、モンスター図鑑で見える形にしておくと親切かなと思いました。
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