名作!
2023/05/04 01:32 更新に合わせ、レビューを編集更新致しました
薬草を拾いに行く物語ですが、内容的に語るとそれでネタバレになりますので語りづらい作品なのですが、かなり魅力溢れる作品です。
戦闘システムもキャラクターもストーリーも音楽もエンディングも、かなり力の入ったいい作品でありました。
※以下ややネタバレになるかもしれませんのでご留意を
ネタの方向性ですが、個精的には下品なのが苦手なのでほんのりアレでしたが、それでも面白いものも多くあちこちからのネタも多く、ゲーム性、世界観を破壊するような奇抜なものでもありませんので良い感じで柔らかいアクセントになりました。
溶岩を馬で踏破するあたり等は、世界中のゲームを探しても馬にそんな事させている作品はそうないと思われますので、こいういうトコも楽しめました。馬も。いいですね馬システム。
それに加えてシリアスもしっかり重厚に、それでいて意外性もちゃんとあり王道もあり、目的をぶらさず伏線も回収の仕方も見事の一言。
そうしてバランスよく舞台は整えられ、各種のボリュームもしっかりとありますので、目的に向かって進んでいくゲームとしてのやりごたえも、抜群でありました。
過去作品を遊んでいると、他の登場人物たちを多少なりとも判るのかもしれません。
が、何も知らずに遊んでもしっかりと遊べたので、その点でも新規者を置いてきぼりにしない親切設計で、良いゲームでありました。
システムも基礎がしっかりとなされており受け入れやすく、諸々の箇所で優れた設計が光ります。アイテムが全くないのも斬新でしたが、それがまたゲームをストーリー中心にさせてくれるいい所でした。
強いて言えば、エンディング後の世界とかをタイムマシンを使いつつ平和に歩き回ってみたかったりもしましたが、それはもはや要望気味のなにかであって、作品自体に問題や不満や問題などは一切ありません。
バグらしいバグも見当たらず、戦闘でも詰まらずしっかりクリアまで到達で出来るゲームバランスも良かったです。
ネタの方面で若干人を選ぶかもしれませんが、本当に優れた作品ですので、JRPGを遊んでみたい方はぜひともどうぞ。
最後までクリアして良かったと思わされた作品
物語が綺麗にまとまっており、伏線(と思っていなかったもの)も回収される。
ネタゲーかとおもいきや終盤の展開が期待の斜め上をいき、うかつにもちょっと泣いてしまった。
ゲーム音楽がかなり多様なものを使われており、かつシーンに合う(ネタ的に壮大すぎるものを含む)
特にEDの選曲が素晴らしい。
そしてゲーム作りが非常に丁寧。
同じ場所に2回目にいくときなどもモブキャラのテキストの変化があったり、
新しい仲間キャラからのツッコミがあったりする。
難易度面も心地いい感じに調整されており、ガチャもネタかと思いきや一部戦闘では活躍する難易度になっている。
特にラストの展開の没入感が強く、総じてクリアして良かったと思わされた作品。
クソゲーの皮を被った良作
一見無骨なところもこの作品の魅力だと思うので、敢えて詳細には触れず、浅いところだけをレビューします。
ポイント
・かわいいキャラクター
・独特で軽快なノリ、世界観
・親切設計なシステム
過去作を経ているためか、ぱっと見シンプルですが節々でしっかりとした世界観が感じられます。
(過去作との明確な繋がりは示唆されていません)
主目的はタイトル通りはっきりしていて、所々の目的もわかりやすいです。
何をすれば良いのかわからなくなったり迷ったりすることはないと思います。
ほとんどの戦闘は敵シンボルに触れるだけで倒せるので、サクサク進められます。
一部のステージでターン制の戦闘がありますが、技や装備の選択はシンプルなため、そこまで足を止められることはないでしょう。
育成要素も少しありますが、装備の方が重要な印象でした。
短所を挙げるならばやり込み要素には欠けますが、この作品の本当の魅力はシステムとは別のところにあります。
それがこのタイトルや紹介では完全に隠れてしまっているため、勿体ないと感じて最低限のレビューだけをさせて頂きました。
上記の通り、全体的に親切な作りになっているので、もし気になった方は軽い気持ちでプレイしてみることをお勧めします。
サクサク進められることに加えて、笑いどころ(勿論人にはよりますが)や衝撃的なところもあるので、実況にも向いてるような気がします。
- 1