タイトルに書いたとおり、異世界転生のラノベ風ゲームです。
自分が主人公の気分になれて、良い感じでした。
ただ…なんだろう、RPGとしてはビミョー。
キャラはものすごく良かったので番外編とか派生物があっても良いかも。
コンパクトにまとまっているものの、全体的になんだかすごく惜しいな~と思いました。
以下ネタバレ含みます。
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途中までは段階踏んでて良かったものの、急にラスボスがいて、力の差がいきなりあるという。
魔法は氷魔法だけで雷も炎もなし。
いっそのこと、主人公に家庭の医学な必殺技が欲しかった。敵にかましたい。
しかも倒した後、あっさりストーリー終了。
いわゆる【僕らの冒険はこれからだ!!】で終わっちゃうパターン。
なら、もう少し途中になにかあっても良かったような。
誰も不幸にならなくて良かったものの、どこか不完全燃焼でした。
Ver1.03
クリアレベル 12、13、12
クリア時間 56分
村が焼かれ、生き残りが勇者と魔王になる――――
そんなRPGの世界に村娘としてリリーは転生してしまった。
本来の運命であれば勇者と魔王になる二人ととともに
リリーは村が焼かれる運命を変えられるのか。
そのためにダンジョンに向かう掌編RPG。
本作の特徴は、有名どころでいえば「はめふら」系統の
ゲームの世界に転生してしまった異世界転生もののシナリオである。
主人公は家庭の医学を現代を持ちこんだので
それを使って人々を健康にしたり、ダンジョンを攻略したりし
またゲームの世界のその後の展開を知っているので
それを改変したり、フラグという言葉を口にして理解されなかったりと
ゲームの異世界転生ものにあるあるな展開を詰め込んで
そこにクスりと笑うのが本作の主な楽しみ方だと思われる。
RPGとして、本作はコンパクトなRPGとしてまとめられており
どういったバッドエンドが起こるかを最初に簡潔に描写し
本来の主人公であるアルロルドの母親を救う場面等は省略し、
村はずれにダンジョンが存在し、そのダンジョンを攻略することで
バッドエンドは回避されるという非常にシンプルなところまで
まとめてきている。
ダンジョンは3階層で各階層の終わりにはボスが存在し
次の階層は過酷な環境になっているので
それに対処できる家庭の医学を覚えるために
一度村に戻ってイベントが進むと、
非常にオーソドックスなRPGの構成をしている。
この構成だと何度もダンジョンと村を行き来することになるが
使うと村に戻れるアイテムと、各階層に戻れるアイテムが存在することにより
行き来の手間はほぼかからない。目的も常に左上に表示され迷わない。
とかなりユーザーライクな仕上がりになっている。
加えて戦闘バランスも比較的苦戦することがなくサクサク進める。
回復ポイントが村の主人公のベッドだけになるのだが
レベルアップやイベント進行の際に全回復するので
あまり回復は意識しないでも進める。
とにかく掌編RPGとしては手軽に遊びやすい印象が強い。
ダンジョンの最終地点の手前に置かれているボスが
状態異常つきの魔法を放つ関係で(特に沈黙)やや強めではあるが
ボスでも状態異常は有効なので、狙えるのであれば狙っておきたいところ。
沈黙を撃ってくる関係で、魔法主体のリリーとユーリは不利で
物理主体のアルロルドが活躍する戦闘になると思われる。
なので、彼を強化しておくと少し攻略が楽になるかもしれない。
直前のボスの落とす武器は装備を忘れないように。
このボスを倒し、その後に進むとそのままエンディングである。
スタッフロール的な画面がなくて少し驚いた。
何かありそうな雰囲気はあったものの、
とにかくコンパクトにまとまりをもって作られた作品なので
必要以上のものは足さない姿勢は良いと思う。
異世界転生ものにあるあるな展開にニヤリとしながら遊べる
コンパクトなRPG。
最近アニメで増えた異世界転生ものが好きな人や
手軽なRPGを遊びたい人向けといえる。
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