ふと見かけた「RPGツクール 名作美術館」なるツイッターbotの中で、ふと見かけて。
「かつて頻繁に使われていた街のマップ素材にツクールデフォルトのRTPキャラクター」というスクリーンショットに懐かしさを感じたり、説明文にもなんとなく惹かれるものを感じて、DL・プレイ。ひと通りクリアしました。
ツクール2000製、2004年公開。登録番号のURLが268番なのが老舗という感じ。
ギャグ要素強めの短編ADVです。
自宅のトラップに適切に処置しなければゲームオーバー、選択肢を間違えればゲームオーバー、道を歩く忍者に話しかければゲームオーバー…ゲームオーバーばかりだ!
いわゆる「即死ゲーム」と呼ばれるジャンルの走り、なのでしょうか。若干の謎解き要素もありますね。
セーブポイントはかなり適切に配置されているので、再開・繰り返しはあまり苦には感じませんでした。こうしたゲームは、セーブポイントや適度なヒントの配置が大切だなあと思ったり。
「子どもがお見舞いにいく」だけの物語のに、散りばめられた要素がやたらハードボイルド・パロディ風味で、何故か死闘を繰り広げたりもして、バカバカしいなあ!と笑いながら進めていきました。
…バカバカしいだけでなく、やっぱりなんだか懐かしいです、こういう感じ。「ツクール2000のこういうゲーム、以前は沢山あったなあ…」みたいな。もちろん今でも、そういう作品は沢山登場しているのですけれど。
余談1。同作者さんのゲーム(「野郎シリーズ」)公開は03年から04年までで、HPは消滅しています。
いつまでもフリーゲーム作者はフリーゲーム作者ではない、いられない、などという当然の原則を、今更思ったりして、少し寂しくなったり。
余談2。↓の掲示板の様子を見て、10年前のふりーむ!は、こうしたゲームに優しいなあ、などとも思ったり。
(私のふりーむ!内フリーゲーム感想のまとめページ:http://goo.gl/LkiLiK)
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