他のお二人のレビューも参考になりました
バカゲーっぽい雰囲気や
くだけた会話ながらも
社会風刺が効いていて
また知識にもなる
と興味深い作品でした
「裁判はゲームだ!」では
冗長的という表現を用いましたが
こちらは洗練されている印象です
会話の内容と伝えたい事
が直感的で理解しやすいです
原子力エネルギーの話に関しては
3.11を思い出す方が多いでしょうが
この作品自体は2011年3月11日より
前に作られているのも驚きですね
現状と重要性ときちんと説明しながらも
面白い比喩表現でそのリスク・怖さも伝える
とスタンスとしてはバランスが取れていて
賛否に限らず話を聞きやすかったです
自分の事で精一杯の人たちが
他人ましてや環境汚染のことなんか
心配する訳ないじゃん・・・的な
メッセージについても、くだけた会話の
流れと共に実際にこういう考えの人
居そうだなぁ感があって作者の
コンセプトである「まじめなバカゲー」
というのをまさに表現されていました
勇者の力では救えないもの
真実は決して美しいとは限らない、ショートショート会話劇って感じですな。
現代社会に対する皮肉のようなものを描きつつ、ちょっとコミカルにファンタジーな味付けがされた一作といったところでしょうか。
ちなみにRPGカテゴリーに入っていますが、RPGどころか目ぼしいゲーム性も無く、ほぼ勝手に話が進んでいくコミックゲームといえる存在なのでありますので注意かもです。
あまりくどさの無いさっぱりとした内容ではありますが、地味に今のご時世の事に関して深く考えさせられる会話が目白押しだと思われますので、そういうのを堪能したい時にプレイするのが吉かもねる。
(無題)
どんなギャグRPGだと思ってプレイしましたが、シュールで面白かったです。腹抱えて笑う面白さではないですが、最初から最後まであっさりしていてプレイ時間が短く、あまり説教くさくなかったのがよかったです。
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