名前が少女の好きなものにダイレクトに影響を与えている
という分かりやすい構図になっています
実際は自分の好きな物を思い浮かべてみると
何に影響されてそれを好きになったのか
把握できるケースの方が少ないのかな
物語としては名前の大切さを最後に問われます
個人的には名前が自己のアイデンティティーに
どれほど影響を与えるかは疑問ですが
(強そうな名前だから強くなるとは限らないように)
まぁ名前を付ける親目線で言うと色んな思いがあるかも
変わった名前だと友達に弄られて嫌いになるケースも多いだろうし
嫌いな名前を好きになるというのも実際は難しい所かも
絵本みたいなノベルという事で
どこか童話的な示唆を含んでそうです
アイデンティティーの確立の過程を描いた
自分が好きになった理由を考えられる
という部分が大事に感じました
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No.56919 - 2021-04-07 19:00:18
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