良作まであと一歩届かない。
主にシナリオ・戦闘面全般的に「物足りない」感のせい。
仕様上、戦闘回数は限られていて、
一方、戦闘でのステータス成長は軽く訓練や授業を遥かに超えてるから、
如何に出来るだけ敵を一人残らず倒すのが戦闘面の「全て」。
休日必ずダンジョン行く、ギルドクエストは出る物平日で全部こなす、出てくる敵は全員ぶっ殺す。
これに尽きる。
アルバイト?そんなもん要らん。装備は全部ダンジョン箱から、消費品は敵から盗む。
どうせ金めちゃ余る。
この仕様のお陰で戦闘難易度はかなり軽い部類。
特に属性や物理そして回復まで自前でカバー出来る魔戦士だと「オレ一人で十分」ぐらい簡単。
自分クリアした時、主人公のHPは軽く700オーバー。
仲間も集中的に戦闘に連れていくとHP400ぐらいにはなる。
ミーシャ以外はね。彼女だけは仕様かバグか、成長率ぶっちぎる程悪い。
功利的にはなるが、そういうもん、学園物は。
寧ろTXTやExecl要らないぐらい、今作は軽かった。
シナリオについては可もなく不可もなく程度に落ち着くが、
何より量が足りてない。
質云々以前量が足りてない。
三回恒例イベント以外にクエスト12個?あとは一つか二つかの個人イベント。
これで全部、あとはラスト。
流石にこれだと周回する気は起きない。
まさか選択肢を敢えて全部一番下のを選ぶというのか?w
シナリオが薄いせいで、キャラも薄く見えてくる。
少なくとも自分はがははははと笑ううぃだる先生やおねェなさぶりな先生以外、名前すら覚えてない。
ステータスアップを授業に割り当て、放課後の自由時間で友達と仲良くなったりお金を稼いだりして、それを終えてまた次の日の授業へ...と学生生活をRPGに落とし込めていたと思います
雑魚戦がほぼ不要な反面ボスは苦戦させられる相手もいますが戦闘バランスはおおよそ良好だと感じました
キャラクターの個性が立っており、各々が魅力的です
好感度次第で全員の個別ENDが見られるのも嬉しいポイントでした
ゲーム性についてはほぼ言うことなしなのですが、キャラクターに魅力があるがゆえ全体的なテキストのボリュームがもっと欲しいと感じました
仲間キャラは会話のパターンが少なく、放課後に一緒にできることも少ないのですぐに単調な作業になってしまいます
同じ選択肢でも数パターンあったり、ステータスは上がらずとも遊びに行くだけの選択肢があったりしたらより愛着が湧くのになと思いました
また、武器をプレゼントするシステムは攻略視点でもテキストを見たい視点でも不便でした
プレゼントはプレゼント用のアイテムでできた方がいいと思います
エンディングが30種類用意されておりスタッフルームでも周回プレイが推奨されていますが、会話早送りやイベントスキップなど周回するにあたって欲しい要素がほとんどなく、30周する気にはなりません
上記や選択した授業3回分を一気に終えたりといった周回向けの機能が欲しいところです
周回ボーナスもないよりは楽ですが格段に周回しやすくなっているわけではありません
ストーリーも王道で楽しく。よくできた作品でした
システムも分かりやすく。難易度も低いです
敵の弱点をついて一体を集中的に倒せば
さほど苦労はなかったです
回復魔法が最速設定のため
生存に気をつかえばその内に勝てました
ただせっかくイベントやエンディングが複数あるのに
周回が辛いのはもったいないと思いました
一度の周回に時間をとられすぎるのと
大筋のイベントは変わらないので
既読分が強いストレスとなります
メッセージ高速スキップと
Zキー長押しでの高速戦闘があれば
もっともっと良かったと思います
また授業も一度好みの教科を選択できれば
かなり時短になったはずです
しかしそうすると授業イベントの管理が難しいので
一長一短でしょうか
ステータスの引き継ぎなど冒険を楽にし過ぎるのは
せっかくの冒険者学校、成長という設定を台無しにするので
周回特典は現状悪くないとは思います
まとめると。多少ストレス点もありますが
悪くないゲームでした。フリーと考えればレベルも高いと思います
盗掘士で1週目クリアしました。
バグ報告:
魔法「スピードブレイク」が何故か速度ではなく、使用した時の効果が名実共に魔防低下になっていました。
シスカで確認しましたが主人公では未確認です。
個性が豊かな6人の仲間と6人の教師のやりとりがとても楽しかったです。
ただどうしても仲間の装備(特に武器)が整えにくいのが気になりました。
プレゼント系はやはりプレゼント用のアイテムの方がいいかもしれません。
バランスとしてはいいバランスだと思います。
状態異常がかなり強力で、特にヨアヒムと一緒に戦うと面白いくらいに刺さる刺さる。
バフ、デバフはそこまで恩恵は感じませんでしたね。魔攻低下があると楽とは思いましたが。
回復役がなんと6職中3職いたので回復も余裕を持ってできました。
2週目以降の周回要素について言及がありましたが、
基本的には引き継ぎなし、2週目且つ特定イベントを条件とした追加イベントがあると、
より面白いと思います。
リューン関係のとあるイベント、いまいち納得がいかない無理矢理感が気になりましたね…
一二を争うレベルで好きなキャラなだけに、残念としか言えませんでした。
それにしてもあちこちに散見された伏線が非常に気になりますね。
続編があるのなら楽しみです。
以下、アドバイス。微ネタバレ注意。
…各地のボスに毒が入ると凄い勢いでHPが削れます。ラスボスには毒無効なので注意。
正直なところ、盗掘士の探索スキルは不要なので、状態異常に回しましょう。
パーティー編成の優先順位は
回復≒状態異常>魔法攻撃≒物理攻撃>デバフ>(越えられない壁)>バフ
を意識するといいでしょう。
クリアしました。
日数制限があるのはあまり好きじゃないんですが、難易度が緩めですし日にちはかなり余裕があったのであまり気になりませんでした。
またレベルという概念がなく、授業を受けるかダンジョンでの各戦闘終了後にランダムでステータスが上がるようになっています。
変わり映えしない同じダンジョンに何度も挑むことも多いんですが、ステータスが上がるおかげで飽きはだいぶ緩和されたという印象です。
ただ仲間がランダムに1階層ごとに一人しかいないので4人揃うのはボス手前になってしまい、また武器がメニューの装備から渡せない仕様で宝箱から出た瞬間か町で一日消費するかなので、まず敵から逃げて4人揃えてボスを倒してからダンジョンの入り口に向かって雑魚戦や宝箱回収をするというちぐはぐなやり方になりました。
悪い点とまでは言わないのですが違和感はあり続けました。
またエンディングは30種類あるようなのですが、引継ぎがないので周回し辛いのがかなり厳しい点。
無いことの説明はされていますが不満が出ても仕方ないかなとも思います。
あと下の方が言っておられるオークロードについてですが、私は普通に倒せました。(v1.00)
NPCも自分も一発6割ぐらいしかたぶんHP減らなかったと思うのでバグか他の何かが原因なのでしょう。
嫌なキャラクターというは存在しませんでしたし楽しんでやれました。
ミーシャだけこれっていうイベントらしいものがなかったのが残念でしたが、ひょっとしたら好感度とかで増えたりするのかな?
隠し要素がけっこうありそうな感じなのでそういうのが好きな方もプレイしてみてはいかがでしょうか。
気になったこと
ペンギンとメガネを助けるクエストで途中の宝箱でミスリルの杖を手に入れたのにパーティーにいたティオが反応しなかった。(その時装備してたのは銅の杖)
おそらく青箱だからだと思いますが。
武器を渡すのに半日使ってしまうのが難でした。
好感度によって誘う率がおそらく変動しており中盤ぐらいまで数日渡せなかったり、誰か一人の好感度を尖って上げようとするのに足を引っ張ってるかなと思いました。
途中で出て来た悪役みたいなのって結局なんなんでしたっけ?
主人公のスキルが修学旅行?に行った時しか買えない。
あと資格を取った時に何かスキルを覚えたはずなんですが覚えていませんでした。
男主人公で始めましたがとても楽しめました。
このゲームの紹介を見てユーザーが求めるものは一通り詰め込まれていたと思います。
以下は個人的に感じた良い点や悪い点を羅列しています。
【良い点】
いわゆるドラクエ形式の無言主人公
名前変更と性別選択が可能
イベントが丁寧に作られている
キャラクターに不快な人物が居らず魅力的
誤字脱字が殆どなく、キャラの台詞にも違和感がない
関係変化時の台詞変化から告白まで、好感度システムに求めるものが一通り揃っている
マルチエンド
【気になった点】
授業を1日に3回、毎回選択するのは作業感が強い
キャラとの交流時の台詞バリエーションが少ない
マルチエンドが大きな魅力でありながら、卒業試験など告白後に時間のかかるイベントがあるのでエンディング回収が非常に辛い
気になる点もありましたが、また似たようなゲームが出たら遊びたいと思うような作品でした。
楽しませていただきありがとうございます。
※ティオが個人的には一番好きなキャラでした。
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