呪われまくって帰宅は誰もが通る道(?)
「リリムルワールドへようこそ!」等、固定ダメージ系の所謂WWAの作品の中では、かなり攻略しやすいのが魅力な作品です。
これらの系統はゲーム自体にランダム性が発生しないため、必然的に突き詰める詰将棋作業になりがちで、制作側はそれを見出す楽しみをいかに創るか生み出せるか付与するか、遊ぶ方はいかに最善手を尽くすか見いだせるかタイムアタックを競うか、それぞれが戦いの極地ようなゲームです。
それ故に、息抜きでこの系統のゲームをちょっとしたい、クリアもしたい、初心者がちょっと遊んでみたい場合はそもそも遊ばれないという不遇状態に陥りやすい。尤もこれはランダム要素なしというゲーム性故仕方ない部分で、そこが大きな魅力の一つなのですが。
そんなゲーム性を採用しつつ、難易度をぐっと下げているのがこの作品となっています。
遊んでもらえば解るのですが、最初から相当な数を戦わないと先に全く進めない、という状況になりづらく、成長もしやすく、アイテムも多く手に入り、お助けアイテムまである上に手助け器具も猫も妖精もあっちこっちにぽろぽろ存在している。
そのため、クリアできなくて投げる、ということが起きにくいのが大きな魅力の一つとなっています。
アイテムの豊富さ、そこに至るストーリー、おまけ要素、不穏な情報、謎の恩人などなども合わさってとっつきやすくのめり込みやすくクリアもしやすく、バランス良く人を選ばない作品となっています。
毒沼のスライムと、滝のマップの宝箱右のスライムが倒しても消えないというバグが有りましたので一応(ほぼ影響ないですが)
※以下ネタバレ気味になります
クリア後も一切語られなかったため、ストーリーの前後は結構気にはなりますが、ひとまずハッピーエンド、でしょうか。うーんなかなか気になる終わり方でした。犯人とか、襲った相手とか。
ただ、オープニング(?)でのあの簡潔さと、その後のお墓を調べる時の謝罪は凄く納得できたのでよかったです。なんで謝ってるんだろうとかわかんなかったので、回収されてよかったです。
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