今からちょうど十数年前ですか。
思い出すなぁ…スーファミ全盛期の頃だったよなぁ。
そう言えば、近所のマンションに住んでたHくんは
スーファミの本体を買ってもらえなかったんだっけ…。
でも1個だけカセット持ってた。うん、思い出した。
「おばーちゃんが誕生日に買ってくれたんだ」って言いながら
近所のお寺の子の家に遊びに来たんだ。
お寺の子はもちろん本体持ってるので
「んじゃ、そのカセットで遊ぼーぜー」って言ってくれたから
Hくんは持ってたカセットを出した。
そしたら、そこにいたみんな(20~30人だったかな)が
そのカセット見て絶句。
「これ・・・メガドラやん・・・」
Hくん「え?メガドラって何・・?」
残念ながらスーファミのカセットじゃなかったけど
仕方がないからって言って、みんなで小銭出して
近所のテレパニでメガドラ本体買って
その後すぐお寺の子の家に行って、早速やってみた。
みんな鼻息荒くしながらTV画面見てて
20~30人いたくらいだから、後ろの子とか「お前の頭ジャマ!」とか言って
”お前の頭ジャマ戦争”が勃発しちゃってね。
お寺が血の海になるってんで、住職さんが大激怒。
「このバチ当たり!ご本堂が地獄絵図じゃねぇか!」ってすごい剣幕だった。
まとめると
「 ロック○ンをセ○のゲーム機で出したら、こうなった。 」
というゲームなんだな、とぼくだけが思っています。
だから好きな人にはタマらない一本なので
未プレイの方は是非一度プレイしてみてはいかがでしょうか。
ちなみにぼくは真エンディング見れなかった。
たぶんアレを全部集めないといけないっぽい…。
6人の美しき刺客と、悪の存在との決闘、横アクションシューティングって感じですな。
【◎】
○程よいゲームバランス、回復アイテムの配置位置の絶妙具合、エリアが切り替わるとライフが全回復する親切さ。
○ステージ構造が適度な長さな上に、構造のバリエーションも豊富、テンポも文句なしのさくさく進行、テンポを阻害するような無駄長イベントも無い。
○ミスしてもそのステージの途中エリアからの再開なので後戻りの負担が少ない、残機数無制限でゲームオーバーに陥る心配すらない。
○(ボス戦は一回きりだが)一度クリアしたステージが何度でもプレイでき、取り逃したアイテムをいつでも取り戻せる。
○ボスを倒す事に得られる特殊技により、以前プレイには無い攻略が生まれるところ。
○マルチエンディング制で繰り返し遊べる、隠しアイテム収集によるやり込み要素の存在。
○主人公の動きの躍動感に惚れる、その他のキャラの存在もちゃんと引き立っている、少し荒い絵柄も味があって好感。
【×】
○上記のライフ回復の多さや、残機無制限制は、逆に解釈すると、緊張感の阻害ともとれる、プレイヤーによってはぬるく感じるかもしれない。
○ステージ数そのものは少なめで、慣れてしまうと少々クリアがあっけない、各エンディングがやや淡白気味。
○ボスの耐久度が全体的に薄い、ラスボスですら割と強引に倒せてしまい、この辺は悪い意味で親切な気も。
○ショット連射が十分に強いので、特殊技の溜め撃ちが空気気味、デフォルトでの連射機能がないので、連打で指が疲れやすい。
【その他】
○(マイPCにて)何故か高確率でゲームが機動してくれない、機動させるとエラー表示で強制終了なんてザラ、そういう意味では最強の運ゲーかも(苦笑)。
○ゲームパッドの十字キーの操作性が異様に悪い、具体的にはちゃんとジャンプしてくれない、ダッシュすると途中で止まる、といったところ、アナログスティックは何ら問題は無かったので、ゲーム自体に影響はありませんでしたが・・・。
○自分には詳しくはわかりませんでしたが、素材の無断使用が本当だとすると、それは大いに問題ありかと・・・。
馴染みやすい操作性、良心的な難度、分かりやすい目的、といった感じの内容で、ちょっとクセありな見た目よりは遥かにプレイしやすいかと。
丁寧で愛のある作りで、このツールにありがちな痛さ加減も皆無だと思われますので、アクション好きは大いにプレイする価値はあるのではないでしょうかっけ。
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