猫が死ぬまでの話を題材にしたこのタイトル、
あまりにも無機質に語られてる所為なのか、どう解釈していいのかよくわからない。
おそらくテーマ不在から起因しているのだと思われるが、
話に肉付けが十分に為されていないように思う。
感情移入出来る所も無く淡々とストーリーが進行して、
作品の意図する所が最後まで掴めなかった。
また制作する機会があるなら、脚本を練り込んだ上で取り掛かって欲しい。
表面的なお話だけじゃなく、その裏にどれだけ含みを持たせるかで物語に厚みが出来る。
そしてそのプロセスがADVゲーム制作では一番重要だと思う。
RPG的要素を取り入れたのは、「斬新な発想」と言う意味では評価した。
総じてもう少し煮詰めれば凄いモノになったのかも知れない。
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No.7134 - 2009-09-24 04:05:17
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