不思議な存在感を秘めた彼女と親密になりつつも運命は哀しい方向へ進む、会話中心の短編探索アドベンチャーに該当。
謎の異世界内を探索するパートと、ヒロイン達と会話して話を進めていくパートを繰り返す内容だが、探索パートの行ける場所がかなり狭い上に話の流れも一本道な為実質は会話のみで進む内容と思った方が無難だと思われる。
「キャラに会話するクリック操作がやけにし辛い」「画面端でクリックするとゲームのウインドウから離れてしまう」「私のプレイでは一回フリーズがあった上にセーブが一切対応していない」、とゲームとしての問題点は決して少なくない模様。
全体的にキャラの会話が手短気味で展開が大分淡々としており、いまいち異世界を彷徨っている実感が沸きにくいが、主人公とヒロインの怪しげな魅力を持つ会話のやり取りとラストのあまりにも切ない終わり方は惹かれるものがある。
一応は異世界からの脱出がこのゲームにおける当初の目的らしいが、実際はそういう意味での楽しみは皆無で、このゲームの要はむしろヒロインとの接触一点にあるといっても過言ではないと思われる。
それにしても、やる夫とやらない夫のコンビの絵がなんかシュール、あと、キャラクターデザインの丸っこいタッチになんか癒される。 (Vol.95)
12345
No.6986 - 2011-11-09 07:30:32
- 1