悪くはないがアラも多い
最初はDエンド☆1/3になり、その後、攻略情報を参照してC☆5/5エンドに
あとはBエンド→Aエンド☆1/1をほぼ独力で解いた
謎解きゲームとしては及第点だが不満も多い。
シナリオはそつなくまとまっているが、キャラが全体的に薄い。部活メンバーは4人いるが、描写が少ない。生徒会長も出番が遅すぎる。また、基本現実的な話なのに一部ファンタジー要素があるのは不純物になっていると思う。
キーワードシステムについては、ワードを聞かれたタイミングによって返答に矛盾が生じることがあり、フラグ管理がいまいち。「答えは分かっているのにワードがわからない」というケースが11話以降では多発するので、もっと解答のワードを増やすべきだと思う。さらにいうなら、「これは返答があるだろう」と思わしき質問に全く無反応なケースが多い。
UIについてももう少し改善できたと思う。お金やお菓子周りのシステムもオミットしたほうが純度が上がったと思う。あと、表示周りが若干バグってるところがある(特にエンディングDで重なり判定がおかしくなってるのはダメ)のが没入感を阻害する。
評価点としては主人公含め女の子がめちゃくちゃかわいい。
あとストーリーの主軸は現実味があると思う。10話までで少しずつ11話以降の伏線が貼られているのもいい。
キーワードの一覧を記録してくれるのはかなりありがたいし、学校内のファストトラベル機能も素晴らしい。
一度見た情報がスマホに記録されるのもありがたいが、一部情報が表示されないのはややめんどう。
おすすめです!
独特の質問システムによって、前作「落葉の~」と同じく決められた一本道のストーリーではなく自分の手で物語を進めている気分が味わえました。次回作も楽しみにしています。
他にはない体験ができるゲームだと思うので推理ゲーム好きの方はぜひプレイしてみてください。
おもしろいけど
10話までは簡単で面白かった
でも11話から難しすぎて
申し訳ないけど諦めました...
攻略は見たくないけどヒントがもう少しあればなぁ
設定の作り込みがすごい
大きな一つの事件について、ここまで多角的に作りこんであるゲームは稀だと思います。商業作品のゲームでも私はあまり見たことがないです。
世界観の謎
過去作の落ち葉で体験した、未知の世界に飛び込んでいくワクワク感に期待してプレイしました。
結論として、本作もその期待は裏切られないです。
この街には、秘密があります。
ただ、そのような世界の謎に挑めるのは、11話です。
それまでは、日常の謎が続きます。
舞台になじむと同時に、後述の質問システムになれる意味合いが大きいのでしょうが、
ちょっと本題まで長い気がします。
世界の謎とあまり繋がっていないのも、物語としてはもったいないです。
言葉を自分で選ぶ質問システムは、会話中のキーワードを選択することでも可能になったことにより
落ち葉の時よりプレイしやすくなっています。
ただそれでも、一部手動でしか正解ができない場所もあり、
答えは知っているのに、そこで求められている答えがわからないために答えられない、というもどかしさも経験しました。
挑戦的なシステムは好ましいので、次作ではユーザーフレンドリーさが上がるとより好ましいです。
この作品の面白さは、11話以降に詰まっていると思うので、
ぜひそこまで進めて、世界を紐解く楽しみを経験してください。
女性主人公を選ぶとエンディングでビビります
外部から転入してきた主人公がひょんなことから「奉仕部」という部活に入り、学園で起こる事件やいざこざを解決していくというストーリーです。
基本的には聞き込みしながら進みますが解決するルートは1つだけではなく人によって進め方が多少違ってくるのも面白い点でした。それにワープ機能が細かく設定してあるし、移動速度も速め、ヒントもあるし前半はどんどんと時間を忘れてプレイが進むこと請け合いです。
またその過程で外部からの転入生には分からない常識や違和感などにキャラクターたちが気付いていくのが良いスパイスとなり、少しずつどんな謎を隠しているんだろうとワクワク度が上がっていきました。
ここまででも面白かったんですが、後半(10話)からはもう一変してきてまさかの全く予想だにしない方向へ向かい情報量がめちゃくちゃ増えて別ゲーと言ってもいいぐらいの超展開になります。
かなりそそられるものがありました。
ただ後半の難易度はかなり難しいです。
暗号の答えなど手入力で正解しないといけないものもいくつかあったり、同じ場所を何度も調べないとフラグが立たなかったり、簡単にBADENDルートへ行ったりと何のヒントも無しにクリアするのはなかなかに困難だと思いました。
探索自体もかなりしっかりとしないといけないですし、要所でヒント無しにアイテムを使うのも必須。「ここ進めるの!?ここでこれ使うの!?」と驚きの連続でした。私は途中から攻略wikiを見ましたが無ければ絶対クリア出来てなかったです。
キャラが発言してくれるものだけでは全く足りず、自分でも与えられた情報や資料などを見たりして予測を立てて行動しないといけません。これが本当に難しい。
手入力での解答も言いたいことは合ってるはずなんだけど、上手く正解の単語が思い付かないみたいなもどかしさもありました。ある程度は質問をして単語を引き出すだけでいけますし、最悪分からなくてもエンディングに追加シーンがあるかないかぐらいでクリア自体はたぶん出来ますが。
Gルートは何気なく行っただけで死ぬのは理不尽だし、先に〇〇を開けちゃうともう詰みだったりと推理以外にも詰み要素が多くてそこはもう少しヒントや救済措置が欲しいと感じました。セーブはいくつも作った方がいいですね。
もったいないと思ったのは宗助の存在です。
立ち位置としては確かに詩織とは別アプローチのお助けキャラの男性が一人ぐらい奉仕部には必要なんですが、どうしても彼女とやってることが被りがちになって目立たなくなってしまったこと。
せめてどこかで彼がいたから難所が乗りきれた、みたいなイベントがあればキャラも立って良かったなぁと感じました。
例えば外部の者を快く思わない人間に闇討ちされた時に日頃の筋トレの成果で活躍するとか。10話でちょっと出張ってきたので期待したんですがそこまででもなかったしそれで終わった印象。
いっそのこと勉強も出来る脳筋キャラにして彼の出すヒントのルートは聞き込み重視の効率が悪いが確実ルート、詩織の方はややあいまいだったりお金が掛かるけど効率が良いルートみたいな差別化するのはどうだろうとか思いました。
まぁ身勝手な感想です。
あと11話に関してですが、どうしてもある程度やりきってもう残ってるものがあるのかないのかあやふやなまま日付を進めて見るだけみたいな進め方になってしまい、あまりドラマや山場のようなものが無いまま終わるのも惜しく感じました。
追い詰められてからのどんでん返しみたいな爽快感のまま終われれば後味がものすごい良くなったんですが、どうも盛り上がりどころが無かった気がします。10話はそういう意味では非常に良かったです。
とは言え、しっかり練り上げられた世界観で絵も構成も非常にレベルが高い作品でした。
推理や探索ものが好きな方には是非プレイして秘密を解き明かしてもらいたいなと思います。
・気になったこと(※ある程度配慮していますが未プレイの人は見ない方がいいです)
11話以降これだけ多くの色んな仕掛けなど作ったらそれに携わる工事の人や職人など大勢いただろうしそういう人からの証言は得られなかったのでしょうか。装飾品作りの人はいましたが、工事系の方。
口封じに殺されていたのかもしれませんがそれなら最低でも数十人以上、下手したら百人以上の口封じになってめちゃくちゃ目立ちそうだなぁと。
あと〇の〇を抜いて脱出したのならそのあとに入り口がすぐ見つかりそうだし、〇を貯めて隠したら構造上はしごの上の通路も全部〇〇たしになって流されちゃうんじゃないかと思いました。
普通はここまで細かく突っ込むべきではないんでしょうけど、かなり現代劇として作り込まれていたので気になってしまいました。
それと地下から逃げて撃たれたあいつがどうなったのかも気がかりでした。絶対また登場すると思ってたんですが死んだってことでいいのかな。
めっちゃおもしろいです!
まず、絵がかわいい。主人公も周りのキャラクターも、一癖も二癖もあって魅力的!
ストーリーがわかりやすい。操作もすぐになれます。
初めてだったのが文字入力で自由に聞ける質問システム。
質問が当たった時の快感がすごいです!これができたらなあって質問してみたら、できるんかい!!話進むんかい!!みたいな驚きは今までのゲームではあまりなかったです。
ぜひ初見の皆様お試しあれ!!
最初はスルスルと自分でも推理する快感あり、そして最後のほうに難しい謎が待ってます。(ほんとに難しい…)
無料でこんなに完成度の高いゲームができるのに感動しました。
ストーリーも楽しみたい骨太な推理系ゲームをお探しの方ぜひ遊んでみてください。
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