良作
・戦闘
難易度を簡単なものにしても、シナリオを楽しむだけというには中々厳しいです。
雑魚敵のスキルが全体攻撃、状態異常が多く死ぬときは死にます。
エンカウント回避できるアイテムもお金でなく特定の敵のドロップ品を
交換し入手しなければならないのがきつい。
戦闘後HP全回復するので中盤からは逃げてました。
ボス戦の難易度は丁度良かったです。
覚えるスキルが豊富なので負けた時も次これ使ってみようとか
作戦が新たに建てられて楽しかったです。
ただエリア6のボスの万能属性全体攻撃はダメージでかすぎて
眩惑以外の対処が分からない、そんなレベルリングしてなかったのもありますが。
・マップ
かなり広く、入り組んでる箇所、行き止まりが多い印象
迷子になることも多く、途中断念しましたが
アップデートのマップ表示で遥かにやりやすくなりました。
それでも迷うときはありますが、グラフィックがいいのでストレスはあまりなかったです。
・シナリオ
台詞回しと会話の空気が最高
キャラというより色んな感情をもっためんどくさい人間という描写が最高。
気になる点としては女の子だから優しくしてあげてね、みたいなセリフがやけに多い。
新人だからではよろしくないのかとは思いました。
主人公の過去話は本編上で組み込んでほしかったです。
少しもやもやしながらラスボス戦行くことになったので
悲惨ではありますが、一番好きなエピソードなので惜しいなと。
・他
BGM、SE、グラフィック面、雰囲気に合っててどれも好きです。
序盤は面白かったけれど・・・
後半になってくるとボスが強すぎて、戦闘がつまらなくなってしまいました。
難易度は一番簡単なはずですが・・・
歯応えのある戦闘と、サイバーな舞台設定が魅力的な中編SFRPGです
約10時間ほどでクリアしました。
拠点とダンジョンを行き来しながら、ボスが待つエリア最奥を目指していく、ダンジョンRPGのようなプレイ感の作品です。
通常戦闘、ボス戦闘ともに歯応えがある難易度なので、装備と戦略を整えて、試行錯誤するのが好きな人に向いています。
ストーリーはSF的な舞台のボーイ・ミーツ・ガール作品で、、キャラクターたちも個性的で、存在感と魅力があります。
難易度選択は可能ですので、ゲームの雰囲気が気になった方は、難易度で敬遠せずにプレイをお勧めしたいです。
戦闘がかなり面白い
クリアまで
難易度一番難しいのでやりましたが、それほど詰まることもなく
戦闘バランスはかなりいいのではないでしょうか
事故ると雑魚相手で1ターンで撃破(正確には動けずに2~3ターン)されたりします
通常は逆に1ターン撃破を狙っていく感じです
主人公の防御能力
相方のステ異常と物理攻撃力と回復
ヒロインのESP
全体的にすごくバランスが良く、やりやすいです
あと、戦闘不能でも経験値はいるので、精神的にやりやすい
おすすめです
サムネイルで非常に損をしている良作!
クリアまで約6時間、平均レベル37
一言で言うなら拠点とダンジョンを往復するダンジョンアタックものです。
舞台は近未来で数十年前に磁気嵐により破壊された廃都市に潜り機械の部品やモンスターたちの素材を漁ることを生業としている盗掘屋の「ジーマ」と「イアン」がコールドスリープされていた記憶喪失の少女「カグヤ」と出会い探索しながら記憶を呼び覚ましていくのが最初の目的となります。
SFならではの舞台設定や、不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったではありませんが一周ぐらい回ってシニカルに格好付けた言い回しをする主人公たちも印象的でした。たぶんロシア語?
とても賢いけれど年齢相応に感情や正義感を持て余すカグヤと、脳筋でぶっきらぼうながらも実は他人を気に掛けるジーマ、達観していて器用なイアン、そしてもう一人途中で合流する(戦闘には参加しません)4人の掛け合いは軽快で好ましいものでした。
ラストの「彼女が嗚咽している時のガイドラインはまだ作成していないのです」という言い回しが印象に残りました。
バトル難易度は書いてある通りやや高めです。
私はもう最初からカジュアル(やさしい)でやりましたが、それでも序盤から雑魚ですら即死技持ちがいたりして全滅回数は5回未満ぐらいですが誰かが死ぬことぐらいはわりとありました。
最初のボスからしてカジュアルでも対策が無いとたぶん勝てませんが、攻略法が同梱されているので詰まったら見るとかなり参考になると思います。後から攻略法を見たら全然別なことをしていてそっちの方法あったのかと苦笑いしました(3-3までスキル習得に気付かなかったせいです)が幾通りもやり方が用意されているというのは非常に素晴らしいことだと思います。
しかし敵の殺意が剥き出しな代わりに、戦闘終了時に戦闘不能者やHPなどが全回復し、ボスの近くにワープポータルもあり、さらに全滅してもデスぺナ無しでポータルから再開という仕様なのでとても親切でテンポが良かったです。
拠点に戻るだけで全回復する宿屋無しも手間要らずで相乗効果抜群でした。
余談になりますが私はもう戦闘終了ごとにメニューから回復しなければならないRPGは時代遅れだと思っています。
リソース管理の面白さはあるものの毎回はさすがにもう面倒を感じてしまうようになったので、こちらの作品はそういうことがありません。
またとても配慮されていると思ったのは合成素材のほとんどが拠点でも買えることです。
「あれが足りないからクリアしたダンジョンに戻って必要個数出るまで粘るの面倒くさいなぁ」と悩むことがありません。
レアモンスターの素材はさすがに売っていませんが、それでもドロップ率は100%で出現率も低くなくそこまで大変ではありません。
それと消耗品などが割と安くて便利で、戦闘で得られる金額が多めなので金欠ということがないのも快適な要因でした。
探索要素が少ないのだけが気になりましたが、話も戦闘も全体的に非常に良く出来ていると私は感じました。
全体的にダンジョンでの戦闘や攻略をスムーズにさせてくれるようコンセプトを置いて考えられているのが窺える好印象な作品です。
カジュアルでやれば詰まることもないですし、苦にならない人は是非、想定されている通常難易度の「Venture」でプレイして欲しいと思います。
気になったこと
・敵に付いた状態異常のマークがオリジナルのもので分かりにくい。
見ても今なんの状態異常が入っているのかが分からないため、スキルの説明書きに同じマークを入れておいて欲しかった
・探索要素として隠し部屋や隠し通路など欲しかった
私が見逃しているだけかもしれませんが一部のショートカット開通以外そういうのが見当たりませんでした。
どんどんとマップ自体は広くなっていきますが現状は宝箱も消耗品と装飾品だけなので、そういう要素を付け足してちょっと強かったり尖った装備、またはサブイベントなどがあればもっと探索が楽しくなったのになぁと惜しく感じました。
NPCの台詞で「妖精の教えで壁の中を探したら回復薬があった」というヒントめいたのがあったので最低でも一つはあるとは思うんですが。
・ディノリーパーって救済措置の稼ぎ要素?
毒がめちゃくちゃ効くので攻撃しなくても簡単にレベル上がっていくんですがいいのかなぁ。
調子に乗ってサクっと10ぐらい一気に上げてしまいました。
・ステージ5で壁抜けバグ
5-1のEXITがあるスタート地点から一つ南の切り替えたマップのさらに南側の壁に排水管みたいなものが二か所ありますが、そこから壁の中に入れます。
5-3も同じ排水管があってそこから壁抜け可能でここから階段に入ってマップ移動することも可能。
・タイトルからゲーム終了がない?
最小化してウィンドウ自体を閉じるか一旦ゲームを再開してメニューからしかないはちょっと不便かも。
・サムネイルが非常にもったいなく損をしている
ふりーむでの表示画像が画面が暗いしどんなゲームなのか直感で何も伝わって来ず、率直に言って興味を惹かれないのでこれではほとんどの人にクリックして見てもらってすらいないのではないでしょうか。
せめて作品紹介のサムネイルの表示画像を戦闘画面のものにするべきだと思いました。
面白いと感じただけにこのまま埋もれていくのは残念です。
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