死霊の独り言
この作者が作るゲームは、独創性に溢れていてすごく面白い。
今回もそんな作品の1つと言えた。
しかもどの作品も
今までにないシステムを取り入れている割には
「今回はこのシステム(アイデア)だけ」ということに集中されているので
どんなゲームなのか? と 何をするべきなのか? を簡単に理解させてくれる。
それだけに、そのシステムのコツやゲームルールを把握できれば
すんなり楽しめて、しかもしっかりハマらせてくれる。
ぼくの中ではそろそろ「ハズレなし」の作者になりつつある。
「エレメンツ」の感想
まず、エレメンツ=元素・構成分子という言葉が
このゲームのどこを表しているのだろうか?と疑問に思わされながらプレイをし始めた。
セーブポイントが置かれているステージまでを1面と考えて
ステージ1をクリアした時に「なるほど、エレメンツはこういう意味か!」
と、そこで疑問が解けたと同時にその発想のすごさに驚かされた。
これのどこがすごいかと言うと。
ゲームの仕組み、あるいは今まで普通に存在していたことに対して
新しい捉え方をした発想のすごさだ。
そしてその発想が無駄にならず
ちゃんと「遊べるゲーム」として表現できていることが最も凄いと思わされる部分だ。
こうした才能は、まさにゲームクリエイターと言える証拠だとぼくは思う。
それが理解できると、もうそこから「エレメンツ」の魅力にどっぷりハマり
気がつくと夢中になったままエンディングを迎えていた。
ちなみに、最終ステージ手前で現れる黒い敵がいるが
こいつのはちゃんと一定のルールがあって、見破ることができるので
このゲームは「無理ゲー」ではなく
「極めて困難と思えるパズルゲーム」の名作の1つと言える。
未プレイの方と
何よりゲームクリエイターにお勧めしたい1作です。
四人四方
いきなり異世界での孤独な逃走劇(?)へ、ドットイート風アクションって感じですな。
唐突に意味ありげなイベントが始まるわけですが、終始「どういうこと?」状態だったといいますか。
ゲームとしては、小さいMAP上で敵をかわし(攻撃し)ながら、ひたすら出口に突き進む、すごくシンプルな内容といったところでしょうか。
画面の描写がレトロ風なのですが、それ故に敵の向きがわかり辛く、どういう方向で敵に接触すればいいのか判断しにくいのが困り者。
ラスボス戦で原因不明の死亡が多発する現象で、結局クリアできなかったのが悔やまれる、あと、ラスボス前でセーブできないのは勘弁でありんす。
ゲームのルールに関する説明が見当たらなかったので、その辺の配慮は欲しかったかなぁ、とか。 (説明書にも特に表記なしだったし)
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