色々惜しい
最終メンバー 主人公 光魔法二人 回復一人
なんというか色々惜しい作品でした
良かった点
・主人公の行動理由や葛藤に共感できる
・各々の思惑を持ちながら協力しあう各界の代表者
・帰省石でショートカットできる
欲を言えばボス前にもできればよかった
・天界の闘技場で金策経験値の稼ぎができる
良くなかった点
・ボス戦ごとに主人公以外離脱する
色んなキャラを使ってほしい思惑はあるのでしょうが
キャラに愛着が湧きにくく装備は解除されないまま持ち逃げされ
ラスダン前で再度仲間にできてもレベルは据え置きなのは不親切かと
サブメンバーは離脱しなくても良かった気が
・サブイベントがいつどこで発生しているのかクリアしたのか把握できない
・エンカ率が高め
エンカ避けアイテムはあるけど100歩毎だと使いにくいので2,3倍にするかオン/オフ機能にしてほしい
・蒼界のズームでマップの端が見切れる仕様
・敵側の殺人、誘拐、略奪など一線を越えた所業に対しほぼお咎めなしな点
やむを得ない事情があったわけでも過去に迫害されていた等の背景もなく
反省も改心もしていないというのは……
なんというか・・・
仲間がすぐコロコロ入れ替わるので、誰に装備を買っていいのか迷ってしまう。
でも装備を揃えないと強敵に勝てないし、かといって無節操に装備買っていたら資金がすぐ尽きるし・・・ジレンマが大きい作品でした。
良くまとまっている作品です
クリアまで7時間半。
最終メンバーはメラン、コルク、パキラ、ムニエル。平均Lv30ぐらい
「霊界」「蒼界」「術界」「獣界」「魔界」「天界」という独特の世界観の国がいくつもあり、主人公は霊界の妖精族の男性です。
この中の一つである獣界の竜人族が超大型兵器「エデナ」を使って世界各国を侵略したり人を攫ったりして苦しめており、それに妖精族代表として抵抗していくというお話です。
さらに砂神や水神と呼ばれるような神様みたいな強い力を持った神族がいて、彼らがこの物語に大きく影響しています。
きちんと種族設定も考えられていて、例えば人魚系は水の中では聴覚が鋭くて他人の秘密やゴシップ好きな子が多く、水の中にいるので味覚が鈍感になっているなど面白いものでした。
普通のRPGと比べて異色だなと思ったのはサブイベントが豊富で各地にシナリオが進むごとに発生しまくること。
これはたまにアイテムぐらいはもらえますが見ても見なくてもいいのが多いです。その代わり連動っぽくなっていて最後まで繋がったりします。
また固定の仲間がおらず、事件ごとに助っ人キャラのようなものが仲間になりますがこれも強制ではありません。
探して見つけない限り1~2人でのダンジョン攻略となります。
あまり前振りもなく探索をしないと不利になるので不親切と取ることも出来ますが、私はサブイベントも合わせてこの辺りは良い意味で奔放さがあるような気がしました。
さらに民家の本棚や薬瓶一つにまで何かしらのメッセージが施されていて、街にいるNPCたちも適当な会話はなくきちんと考えている台詞ですし、イベントごとに会話が変化したりしてかなり手間暇を掛けていることが窺えました。図書館の膨大な本棚全てに何か書いてあるのはすごいです。
各地で主人公以外のキャラの出会いやドラマが同時進行していくのを追うのは楽しいですが、反面、ただ歩き回ることが非常に多くなるので少々面倒に感じることもあり、ここは人によって評価が分かれる点かもしれません。イベントも逃しやすいです。
戦闘面は雑魚もボスも4人揃えば簡単な部類です。
やるとしたら属性耐性装備を一つ買って弱点の仲間に装備させるぐらいでしょうか。
終盤しか無理ですがパキラに狂戦士のお守り装備させてのバーサーカーダンスがなかなかのダメージ出ました。
※ここからややネタバレ含みます
かなり良くまとまっている作品であると思いました。
私が好感が持てたのは悪役側がかなり賢いこと。ファンタジーでありがちなお馬鹿ではなくキチンと戦略を立てて立ちまわっているところが悪役として映えていました。
蒼界の王様もなかなかずる賢くて、人間と獣人以外はお人好しが多いのかなと思っていただけに衝撃的でした。
ただ雷神でもエデナ攻略可能なら天界にだけは絶対に手出し厳禁で、仮に炎で緑神が死んでいたらおそらく怒りを買って即座に死んでいたのは自分たちの方だし、炎神踏み潰しても全然安全でもなくてルッジート君が意外とダメなやつパターンだったのがちょっと残念でした。
最後もギャグっぽく誤魔化していましたが、エデナに加担していた者たちの多くは30年間も誘拐や略奪、破壊に殺人などの悪行を重ねてきたのを自覚もしておらず、全員打ち首にしてくれとプレイヤー視点では思いました。
そんな凄惨なシーン作るべきではないでしょうけれど、溜飲が下がらないまま終わったので、エンドロール中か後に最後にちゃんとお仕置きしたか霊界が復興したというのが分かる描写が欲しかったなと個人的には感じました。(旅行してるので復興しているのは窺うことはできますが)
まぁ悪役にそういう気持ちを抱いたっていうことは悪役として成功しているってことでしょうね。
気になった点
・仲間に装備させたものがボスを倒して別れた後に戻らない(オンリーワンものや高い装備が終盤まで戻って来ないのはひどい)
・決定ボタン押しっぱなしでも他のMV製のRPGよりも戦闘スピードがやや遅く感じました。
・戦闘時のバフがいつ消えたのか分からない。マークみたいなのが欲しかった。
・ファイアリングをクレアに装備させていたけど炎神の炎魔法で他のキャラの倍ダメージ入っていた。本当に軽減しているのか疑問。
・精霊王が仲間になるキャラがどこにいるかヒントをくれますが、ほぼ意味の無い情報ばかりで役立たず
・再登場時の仲間のレベルが低いままなこと。せっかくレベル上げがそんなに必要の無い難易度なのに無駄な時間を食ってテンポが悪くなってしまう要素でした。
・個人的に「サロン」の場所が分からずかなり歩き回りました。よくよく考えたらいつも仲間は同じ国にしかいないのですが、サロン自体が室内のさらに奥という見つけづらいところにあるせいで何度かスルーしていて各国を探しまくったのでせめてどこの国かぐらい教えて欲しかったです。
その後の洗脳を解く時にいる一人だけおかしい行動しているのも分りづらかった。
・足元の国というタイトルが終盤にタイトル回収しましたけど、あまりピンときませんでした。じゃあ何がいいかって言われると出て来ないんですが。
・イベントが多いけれどメモ帳など一切記載されないの2~3日やらないと絶対忘れて逃してしまう
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